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ORINASUの構造を考える

ORINASUオリナスとは自身が行なっている
アートプロジェクトの名前である

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その起源は江戸時代にまで遡る

江戸時代中期から東北地方にあったサキオリ
サキオリとは綿や絹などの繊維製品が貴重だった

東北地方にその端緒を見る、
当時は日常生活に用いる衣類や布団などの布を、
裂いて細く繊維状にし、紙縒りのようにして織り上げた
モノを使い切る最終段階のように、これらがサキオリの起源である

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そのサキオリに「ゴミ」として扱われながらも
まだイノチのあるモノたちを素材とし、

タテにヨコにタテにヨコにとあらゆるモノを織りこみ、
新しいイノチとして蘇らせることにした。

新しい姿を見てもらい、モノにもイノチがあるということ、
そのイノチを最後まで使い果たしてほしいということ
最後の時まで責任をもつこと、

もう一度、考えてもらいたいと思った
そんなメッセージをイノチが途中放棄されてしまった
彼らと作り続けている

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いわゆる「ゴミ」が、
見る角度を変えるコトで「素材」となり
「作品」として命を吹き返す
全ての素材の色、形はてんでバラバラ、

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1つとして同じモノはなく、それでもどっかのナニカのピース
それがハマり集結した瞬間、1つの新しいイノチとなる

モノゴトの見方、他者を尊敬するコトで可能になる新しいイノチ

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それは、まるで人間の細胞のようで
ヒトの細胞は諸説あったが現在は37兆個と言われてる
しかし、単位は一人
そんな一人の意見としてモノゴトを行う

五臓六腑に染み渡る、それは一人の体の中

現在の世界全体人口は77億人を超える
これは哺乳類の中の人間という1種の個体数

最終的には地球に存在しているモノとなる

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さらに掘り下げる、
地球上に存在するモノとは、イノチあるモノに限るのか

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私は日本古来からある文化
八百万の神を祀る精神性がとても好きである

自然の恵みに感謝し、心ときめかせる

農耕民族として自然の中に生き
四季折々を五感、体全部で味わってきた歴史が
今も文化として、遺伝子レベルで継承されていると思う

人間と自然、言葉が通じないモノへの愛
それは包むのか包まれるのか、
双方を行き来する愛
それは自然というイノチを持つモノという境界線を超え
時には、石を崇めるコトもある
そこにストーリーが詰まっているコトもあれば
その地域特有の習慣で、長きに渡った結果
「大事にする」というざっくばらんに継承されているコトもある

石にイノチはあるか

その答え、見解は人それぞれ
誰かの意見を押し付けることはできない
仮にイノチがないとしても、それが誰かの心の拠り所として

生きることはできる

あると思えばある、ないと思えばない

それ以下でも以上でもない

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ただ、そう思った途端に
誰かのナニカの意志を勝手に感じ始める

そうすると、そこに表情を感じ始める。

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動けるモノ、意志を疎通できるモノだけがイノチなのか
動かないモノ、意志を発信しないモノにイノチはないのか

その判断基準が鼓動を鳴らすコトなら、鳴らす

不思議なコトに鼓動を聞くとイノチを感じるコトは否めない
生きてるいと誰かに言われたが為に、生きているのかもしれない

だからこそ、人は人の社会の中で生きるのだと思う

自然には自然の社会がある、
植物の生える階層がキレイに見える海岸線はとても不思議で
各々の気持ちの良い場所に根ざして生きている
それが故に生きていけるというのも然り(下記は4階層)

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そんな中、人間の手から生まれたモノにイノチは感じるか
表情を見いだすコトはできるのか
そこに託したメッセージは伝わるのか

第一の刺激として爆発的印象というのも手段
感情に呼びかけるのも方法の1つ

いち表現者として、挑戦を続ける

追記
伝えたいことは1分で喋り切らないと相手には伝わらないそうです
メッセージを伝えるには、、、の部分を俯瞰的にさらに咀嚼し
ダイレクトに伝えられるように、
日々の模索と創作を続けます

番外
ななな、なんてキザったらしい文章なのでしょう!!
コンセプトを伝える時というのは感情の高まりすぎて泣きそうになります
しかし、伝えたいコトなのです
苦手なコトもあるけんど、万物への愛を忘れなければ
地球はきっと元気になります!
独占ではなく、排除ではなく、共存です!
苦手も苦手なりの距離感、共存です!

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そんな時に見つけたヒトデは乾燥してか変な丸々りかたをしてました
自然の中に生まれる美学
なんか、わかんないけど、負けないぞ!てなりました

最後まで読んでくださり、ありがとうございます! 全国津々浦々、制作と発表を続け 小さきを愛でる、ナニモノにもイノチあるコトを 届けてまいります! 頂いたサポートは 活動費に使わせて頂きます!