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素朴なヒト

派手に着飾りたいワケじゃない

そういうヒト

キラキラしたヒト達が苦手だ

だから避けてしまう時がある

でも、そのヒト達にも裸になる瞬間のある

それが、とてつもなく素朴であればあるほど

人間クサくあればあるほど

その姿は愛くるしく魅力的で

凄くときめくのと同時に、着飾るのはナゼかを考える

そのままの姿でステキなのに

むしろキラキラしている時間の方が

キツく見えてきてしまう

そんな目で見ている自分は、なんて客観的なモノ言いで

ヒトのコトを見ているんだろう

そういう、目でみているから

逆に他人の目が気になるんじゃないか、とか

一瞬は思うけど、案外、そうでもない

それがまたタマに傷ってやつである

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陶芸をしている

左右対称とか美しいモノを作るヒトたちのかたわらで

なんとも不器用に、

我ながら笑えて来るのだけど

自分から生まれたモノだから、もちろんだけど

歪んだ、その精神が嫌いじゃない

むしろその歪み加減に好感がもてるぐらい

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カッコつけようと思ってつけれるほど器用じゃないし

一種の諦めのようにも見えるけど、

うん、そんなもんじゃん


ナニもせんと、自分のコトだけ考えて

飲みに行ってくっちゃべて歌って踊って寝て、働いて

それだけの方が楽しいかもよ、と思うけど

そこから飛び出るってナニカあったからでしょうよ

だからって無理した突拍子のない装飾は見ててキツイ

でもね、本人が正と言えば「正」なんです

嘘もつき続けければ「真」じゃないけどさ、

いいじゃん、本人が「正」だって言ってんだもん

周りがどういおうとさ、知らないよ

それに折れてるようじゃ「正」もナニもないけど、


「正」だと言うんなら本人の納得いくとこまで

走ってってくれないかな

中途半端な「正」発言だったら言わないで欲しい

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と、この花瓶は言ってるようです


そんなコトをツラツラ書いてる私が一番歪んでる

そのコトは本人が一番、知っているので


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