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読書レビュー 『1分で話せ』を読んで -大事なことだけシンプルに伝える方法-

はじめに

みなさん、ミーティングで意見を発言する場面を思い浮かべてください。場面を思い浮かべるだけで、ドキドキしてしまう人もいるのではないでしょうか。
確かに、自分の意見を発言するということは勇気の要ることですよね。勇気を出して発言したのに、意見が通らなかった…そんな経験がある人もいるかもしれません。

今回、私が読んだのは『1分で話せ 世界のトップが絶賛した大事なことだけシンプルに伝える技術』という本。
これを読めば、意見を出すときドキドキしてしまう人も、これまで意見がなかなか通らなかった人も、自分の言葉で「伝える」ことにちょっぴり自信が持てると思います!
▼本はこちら
https://books.rakuten.co.jp/rb/15306302/

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本を読んで学んだこと

この本を読んで学んだ3つのことを要約してみました!

1. 1分で話すことの大切さ
簡潔に話すことで、相手に伝わりやすくなります。1分にこだわる必要はありませんが、要点をまとめて話すことの大切さがしみじみと理解できました。

2. 相手の左脳に訴えかける
次に、論理的な話し方をすることの大切さです。
具体的には下記のような方法があります。
・結論→根拠→事実(実例)の論理構造を立てる。
・結論、根拠、事実の意味が全てつうじているか確認する。
・根拠は3つ並べる。

3. 相手の右脳に訴えかける
相手にイメージをさせることで、聞き手の理解を深めさせることができます。
具体的には下記のような方法があります。
・写真や動画など、ビジュアルを見せる
・例えば…と事例を挙げる。
・「想像してみてください」と言って、相手に想像を膨らませる。
・キャッチーで、伝えたいことを一言で表現するキーワード「超一言」を用いる。

感想

この本では、人に伝える方法がとてもわかりやすく解説されています。この本を読んで感じたことは、相手に納得してもらう・理解してもらうにはどのような話し方をしたらいいのかを話し手が理解することが大切だということ。
もちろん、時間をかけて長々と説明すれば、自分の伝えたいことは伝わるでしょう。でも、聞き手が忙しい相手だったり、上司であったりする場合にはそうはいきません。より短い時間で、簡潔に伝える必要がありますよね。
一方で、簡潔に伝えながらも、相手に納得してもらうにはどうしたらいいかについても話し手は理解しなければなりません。そこでこの本では、聞き手の右脳や左脳に働きかけることが有効だと、その方法が解説されています。
私もプレゼンやミーティングの前など、どうやって話そうか考えることがありますが、聞き手の右脳や左脳に働きかける方法なんて考えもしませんでした…!なので、とても勉強になりました。
ボリュームもそれほど多くなく、簡潔にまとまっているので、読みやすかったです!

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