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タイ国と日本刀

京都国立博物館金工担当の末兼さんが講師となっている「刀剣マスター末兼俊彦の日本刀講座」を受講しているのですが、タイでは「日本式刀剣」がタイ王国の儀式で据えられているという話がありました。

2017年にトーハクで開催された『特別展「タイ ~仏の国の輝き~」』で展示され、ブログにも触れられています。
私も見たかったな、これ。

ちょうどタイの国王戴冠祝い水上パレードが12月12日に行われたということで、もしかしたらと思ってニュースを検索したら、すでに5月に戴冠式を終えていたようで、その際の写真を見てみたら、確かに日本刀に近い刀剣がいくつか見受けられました。

国王の後ろに立っている衛兵みたいな人のうち数人が、金色の鞘に収められた刀剣を持っているように見えます。
西洋の刀剣よりも細く、鍔もあるのが、とても日本刀に近いように見えます。

国王の即位式ではタイ七宝製の外装に包まれた日本式刀剣を佩用(はいよう)して威儀を正します

ブログに即位式で佩用されると書いてありましたが、座っている写真ばかりで確認できず。
けど少し大きめの鞘に収められた刀剣を持って立つ国王の写真はありました。
日本刀の鞘とはちょっと違うような、という感じ。

タイ語が分かれば現地のニュース記事とか漁れるんでしょうが、それは難しく。
けど確かに現在もタイ国王の儀式において、日本式刀剣が使われていることが確認できてよかったです。

また日本でタイの日本刀見ることができたらなぁ。

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