100均文房具の購入を慎重にしている理由

手帳をデコする人が増えているので、文房具界隈は今日も今日とて賑やかです。
紙ものを扱うメーカーからは定期的に新作リリースのお知らせがきて、その中に100円ショップに卸しているメーカーのも紛れてくるけど、私はかわいいなって思っても、脊髄反射で「いいね」はしません。
だって「それってパクリじゃないですか？」と思えるようなものがチラホラあるから。

最近一番ビックリしたのは、LAMYのSafariやアルスターとほぼ同じ形をした、削らなくても良い鉛筆が発売されていたこと。
さすがにSNSでプチ炎上したからか棚からは無くなったみたいですけど。
Safariとほぼ同じデザインで出してきたのは流石に面の皮が厚すぎると思って、そこのショップはちょっと遠目で眺めて動向チェックしてるところで、かわいいの出ても買わないです。
だって、そういう面の皮の厚い企業とお取引してるんだもんなぁと思って。

そして紙ものに関してもたまにクリエイターさんが「私の絵そっくりなのが使われた」って著作権侵害を訴えてるし。
そういう企業って自社または外注のデザイナーを蔑ろにしてるのか、それとも人事採用担当の人を見る目がないのか。

100円（税抜）で売るのは何かのコストを抑えているということで、それは原材料かもしれないし、大量生産による単価抑制かもしれないし、はたまた人件費かもしれないし。
メーカーに勤めたことがないから他にも手段はあるんだろうけど、そこに権利侵害の可能性があるから100均文具に手を出すのをためらう。

ちょっと歩けば100円ショップは2件ある。
けど、そこに行くこと自体慎重になってしまうのです。