見出し画像

デフォルメキャラをかわいく描きた~い!

こんにちは、眸(ヒトミ)です。
「同人やろうぜ!」とは、まだ同人誌即売会(イベント)に参加したことがない人、いつか参加したい人に向けて少しでもタメになる情報を提供して即売会への参加を促すnoteです。

・・・

イラストやマンガを描く方にお尋ねします。
ご自身は何頭身のキャラを描くのが得意だと思っていますか?
私は7、8等身のキャラを描くことが多いですが、実はノーストレスで楽しく描けるのは2.5~3等身くらいのデフォルメキャラです。

通称:ぐうたらちゃん

デフォルメキャラを描くのが苦手な方もいるかと思います。
今回はデフォルメする場合の考え方や、私が参考にしている作家さんを紹介します。


デフォルメキャラを描けるメリット

「私が描く作品はシリアスな展開が多いし、別に描けなくてもいいや」と思ってる人……もいるかもしれません。

思い返せば「デスノート」や「進撃の巨人」など、作中にデフォルメされたキャラを描くシーンが少ない作品がゼロではないのですが、『デフォルメ』とはつまり「要素を簡略化させたもの」なので、「要素を極限まで省いてもキャラが判別できるデザイン作り」と考えると学んでみる価値があると思いませんか?

▧ ▦ ▤ ▥ ▧ ▦ ▤ ▥ ▧ ▦ ▤ ▥ ▧ ▦ ▤ ▥

等身別・キャラの特徴

等身の大きさ(多さ)によって盛り込める情報量や受ける印象は異なります。一人のキャラクターをそれぞれの頭身で描いてみるのもちょっとした学びを得られそうです。
いざ!

2・3等身

ぐうたらちゃんは基本的に半袖・短パン

2、3等身はマスコットキャラとしてもっとも一般的な等身ではないでしょうか。
これくらいのキャラを描く上で私が気を付けていることは
「なるべくノイズを減らす」ことです。
服のシワとか顔周りの影など、余分な線や濃淡は極力減らします。
ノイズを減らしたぶん、ポッとピンクのほっぺとか、目立ってほしい箇所を誇張させて描くとダイレクトに伝わっておすすめです。

・・・・・━━━━━━━━━━━・・・・・

4・5頭身

マスコットキャラから少し等身が大きく(多く)なり、キャラクターの「ミニチュア」感が出てある程度細かな書き込みができるくらいの頭身です。
服の細かい模様や服の影、フリルなど装飾の書き込みなど「なにを省くか」を考えることが大切です。

このイラストはアクリルスタンド用に描いたものですが、髪や服を縁取るハイライトとキャラ同士が重なったときに出来る影だけつくってあとはのっぺりアニメ(セル画?)風にしています。

グッズによってはイラストの再現度が異なるものもあります。
(最近は印刷技術も向上してめちゃくちゃ綺麗なものも多いですが……)
特に水彩風のような繊細な濃淡を表現するのが難しかったりするので、こういった簡略化されたイラストや表現を身に付けておくとどんなグッズも楽しく作れて便利です。

逆に「こんな繊細な色合いを表現できる印刷法はなんだろう」とか考えてみるのも面白そうですね!

▧ ▦ ▤ ▥ ▧ ▦ ▤ ▥ ▧ ▦ ▤ ▥ ▧ ▦ ▤ ▥

「カワイイ」イラストレーター紹介

さいごに、私が参考にしている「カワイイ」イラストを描かれている作家さんを紹介します。

ア・メリカ先生

かわいいデフォルメ、自分にあった表現方法などを模索し、発信してくれているア・メリカ先生。
著作の「主線なしイラストの描き方」は、キャラのデフォルメ方法の他にも画面構成とか「イラスト」全体の話もされていてとても勉強になります!

本かどっかで「初期は10歳くらいの子供をイメージして描いてたけど、自分に子供ができて赤ん坊を見た時『かわいい!』と感じてからはさらに幼くデザインするようになった」と言っていた気がする。
赤ちゃん キング・オブ・カワイイ。

・・・・・━━━━━━━━━━━・・・・・

福島鉄平先生

何度紹介するねんというくらい頻出している漫画家さん。
先生の描くキャラはポップに誇張・簡略化されているのにイキイキと表情豊かで本当にすごい!

ただ「ちっちゃく描く」だけではない、デフォルメキャラは奥深いというお話でした。
それではこの辺で。

以下、宣伝です。

―――― 次回参加イベント ――――
2024年5月12日 関西コミティア70(インテックス大阪)
スペースナンバー未定

趣味でBL漫画を描いています。BOOTHにて通販もしていますので興味があれば覗いてみてください。すぐにDLして読めるPDF版がおススメです。

youtubeはじめました!
noteで紹介するには主旨が逸れているものや、記事にするほどでもないことを、酒を片手に喋るラジオとなっております。
まだまだ拙い動画ですが暇潰しにでも聞いてもらえると嬉しいです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?