イラストレーターア・メリカの自己紹介
こんにちは。イラストレーターのア・メリカです。自己紹介として「今後やりたいこと、名前の由来、経歴」などをNOTEにまとめました。
ア・メリカ
1984年生まれ長崎育ち。イラストレーター、京都芸術大学客員教授。親しみやすいイラストレーションで多くの版権作品に携わる。絵本、ゲーム、グッズ、広告、コンセプトアートなど国内外問わず幅広く活動中。https://amelicart.com
こんな絵を描いてます
輪郭線を使わずに、画面を色面で塗り分ける「主線なし」というスタイルでデフォルメイラストを描いています。絵本とゲームを混ぜたような世界観を目指しています。
主な仕事
雑誌『建築知識』表紙
絵本『ポジティブどうぶつえん』作ぺこぱ 絵ア・メリカ
「Pikmin Bloom（ピクミンブルーム）」ロード画面
「ドラゴンクエストビルダーズ２ 破壊神シドーとからっぽの島」ゲーム内イラスト
次の５年間でやりたいこと
デフォルメテイストの絵が描きたいけど、描き方がわからないという人は多いと思います。僕自身もその内のひとりでした。写実的なデッサンの描き方はあっても、デフォルメの描き方を教えてくれる教材は少ないです。京都芸術大学の客員教授としてイラストレーションコースの「デフォルメ表現」を担当したことはこの問題に向き合うキッカケとなりました。
デフォルメは単に可愛いイラストを描くだけの技術ではありません。共通の答えがある写実表現と違い、デフォルメは答えがない表現です。子供たちが描くような「自由で楽しい絵」はどうやったら描けるのか？そんな疑問を言語化するためにデフォルメのノウハウを本にまとめたいと思ってます。
誰もおしえてくれなかったデフォルメの構造がわかる本。自分が描きたいデフォルメ感を見つける手助けになる本。
そんな一冊を目指しています。この企画と並行して「デフォルメ＆主線なしイラストコミュニティ」をつくる計画も進めています。応援したいという方はぜひともよろしくお願いします。
２つの偶然から生まれた「ア・メリカ」という名前
ひとつめの偶然は会社での僕のあだ名が「アメリカ」だったことです。「アメリカに留学してた人」という単純な理由だったんですが正直最初はちょっと戸惑いました。でもある時、この名前はインパクトがあって誰にでも覚えてもらえるというメリットに気がついたんです。
ふたつめの偶然は「ドラクエ10」です。ゲームで自分の名前を決めようとした時、すでに「アメリカ」という名前が使われていました。オンラインゲームなら誰かと被らない名前にしようと、思いつきで「・（点）」を入れることにしました。そんな２つの偶然が重なって「ア・メリカ」という名前がうまれました。
経歴を3つの時代に分けてみた
その1 2004 - 2011 留学時代
長崎県平戸、大海原に囲まれた自然あふれる島で子供時代を過ごしました。高3の冬、大学受験失敗を機にアメリカ留学を決意。将来はイラストレーターになりたいという志望もなく、勢いで海外へと旅立ちました。
カリフォルニア州サンフランシスコ郊外の田舎町にある短大を経て、数年後サンフランシスコのアカデミーオブアート大学へと編入しました。ようやくここで「絵で食べていく！」と強く想うようになったのです。
その2 2011 - 2018 会社員時代
就活は思うようにいかず。帰国後は「派遣イラストレーター」として社会人生活がスタート。サイバーエージェント「アメーバピグ」というサービスのもとでデフォルメテイストの商業イラストの世界を学ぶことになりました。その後は正社員デザイナーにステップアップして新規ゲームの開発を経験。
2016年会社員の傍ら「ア・メリカ」として作家活動を開始。自分が好きなゲームや作品のファンアートをTwitterに投稿し始めた時期。主線なしのデフォルメテイストの絵柄はこの頃に生まれました。
その3 2018 - 2022 フリーランス時代
『主線なしイラストの描き方』（翔泳社）『ドラゴンクエストビルダーズ２ 破壊神シドーとからっぽの島』（SQUARE ENIX）この２つが独立の大きな後押しとなりました。2021年には京都芸術大学の客員教授に着任。2022年には初の絵本『ポジティブどうぶつえん』（岩崎書店）を出版。
性別や年齢だけでなく国籍さえも超える「親しみやすさ」を武器に、現在はゲーム会社や海外アニメーションスタジオのコンセプトアートの仕事にも幅を広げています。
作）ぺこぱ 絵）ア・メリカ 編）倉本美津留
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