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地域・行政ピックアップ 記事まとめ

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地域に関連する、さまざまなジャンルのすてきな記事をまとめるnote公式マガジンです。
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2022年4月の記事一覧

お米の苗3,200箱が3時間でハウスに並んだ

こんにちは。 地域おこし協力隊のヤマグチです。 皆さん主食はお米派ですか?パン派ですか? 麺派の方もいらっしゃるかもしれませんね。 お米派の方、おめでとうございます。今回はお米に関するお話です。 パン派、麺派の方、ごめんなさい。いつかパン、麺にもフューチャーしようと思うのでご勘弁ください。 ヤマグチが移住した田上町は、言わずもがな米どころの新潟県。 町のどこを切り取っても田園風景が映り込むと言っても過言ではないかもしれません。 今回は先日見学に伺ったお米作りの一部をご

東京から「京都」に移住したら、想像以上によかった話。

昨年の11月に東京から「京都」に引っ越し、流行りの表現で言うと「移住」してみた。 コロナの流行と同時にリモートワークとなり、今やほぼすべての仕事がオンラインで完結するようになった。 出社体制に戻す企業が増えている中、私の環境ではこれからもリモートワークが続く。 日に日に、「東京に住んでる意味あるのかな」「どこに住んでも変わらないなら、気になる街に住んだ方が楽しくなるのでは」 と感じるようになり、思い切ってみた。 とはいえ京都には縁もゆかりもなかった。さすがにサクッと

ロックバンド「鴉(からす)」のベーシストに開館直前のミルハスを案内してもらった。あきた芸術劇場 開館準備事務所 古谷優貴

あきた芸術劇場 ミルハス あのロックバンドのベーシストも 開館準備に携わっていた!いよいよ6月に開館が迫った「あきた芸術劇場 ミルハス」。 樺細工、川連漆器、曲げわっぱなどの伝統工芸に携わる方から、クラシックやミュージカル関係者など、多くの人の思いと技術が集約されたミルハス。ロック界からは、「鴉(からす)」のベーシスト、古谷優貴さんが開館準備に携わっています。 今回のあきたびじょんBreakでは、古谷さんにミルハスの魅力や、ロックバンド「鴉」で活動することになったきっかけ

今、北海道ニセコ町でワーケーションがアツい理由

柔軟な働き方として、もはや一般的となったテレワーク。 コロナ禍で多くの人がテレワークに切り替え、カフェやシェアオフィス、ホテルのラウンジ等々…いろんな場所でテレワークスポットを見かけるようになりました。 ※なお、こちらのnote内で「ニセコ」と記載する場合は、ニセコ町・倶知安町・蘭越町のニセコ観光圏を指します。 ワーケーションって何がいいの?そして、テレワークと併せて最近また注目されているのが「ワーケーション」。ワーケーションはその名の通り、ワーク(働く)+バケーション(

小学校でグラマラスなキャンプ、してみませんか

どうもこんにちは、静岡県島田市広報課シティプロモーション室です。今回はキャンプの人です。そうなんです、島田市でもできちゃうんです。グラマラスでラグジュアリーでファビュラスなキャンプが。 2022年3月4日、島田市内に素敵な施設がオープンしました。 Glamping&Port 結(グランピング&ポート ゆい)です。 元々ここは、小学校でした。島田市の初倉地区にある、湯日(ゆい)小学校という全児童約30人の小さな学校だったんですが、2021年3月の統合に伴い閉校。閉校後の土地

思いがけない価値観と出会える場所。岡山の映画文化をつくったシネマ・クレールの軌跡「丸の内」

まちを愛するひとのインタビュー2022その4 『シネマ・クレール』浜田高夫さん 世界中が新型コロナウイルス感染症という未曾有の事態に直面した2020年は、私たちにさまざまな行動の変化をもたらしました。大人数が集まる飲食店は休業に、イベントも軒並み中止になりました。 行動制限によって特に打撃を受けたのは、個人でお店を営むひとたち。なかには営業が続けられずに廃業を余儀なくされたお店もあり、私も「閉店」の貼り紙を見かけるたびに悲しい気持ちになりました。 岡山のマチナカに、コロ

「料理人であり生活者」。田舎で暮らして見えた課題を生かしてサスティナブルな循環の仕組みを

「生産者の近くで暮らしたから見えた。田主丸に来なかったらこんなことはやっていないでしょうね」。耳納連山の麓にあるフレンチレストラン「Spoon」。オーナーシェフの井上勝紀さんは、地域課題を逆手に取り持続可能な経済循環を作りました。捨てられる柿を使ったジャムの製造販売です。 え?グッチョで料理人?ジャム?いえいえ、ちゃんと”グッチョ”な記事なので、ぜひお読みくださいね! 見えていない価値に気付いて2012年に開店。住まいも併設し、田主丸での暮らしが始まりました。「ここで暮らし

これは味噌を作るのに使う機械です ~味噌作りの見学にお呼ばれした日~

こんにちは。 地域おこし協力隊のヤマグチです。 直売所の組合長さんからお誘いを受け、味噌作りを見学させていただきました。 正直、ヤマグチの祖父母も味噌は作っていました。 しかし、工程が全く分かりません。20年弱は実家でその味噌を食べていたはずなのに。 「大豆をあれして樽に入れて、ねぇ?」くらいのワードしか出てこない。 お恥ずかしいかぎりです…… そんなヤマグチも、ついに味噌づくりの工程を把握いたしましたので、ご紹介しようと思います。 詳しいレシピや、ご家庭で再現で

森山未來(ダンサー / 俳優) - 地域を知るなかで立ち上がってくる身体、言葉をパフォーマンスに凝縮させる

2021年3月、京都の清水寺で『Re:Incarnation(※1)』という作品を制作しました。京都にいる人たち──「人間全体が」と言ってもいいのですけれども、その場所とどのように対峙して生きてきたのかを見つめるプロセスから生まれたものです。京都には京都五山があり、三川があり、かつては大きなたまりとして巨椋池が南にありました。そういう川や山の恩恵を畏怖の念とともに享受して生きては死んでいった人たちがいたということが、最終的にパフォーマンスのコンセプトになりました。僕はそれを体