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きっちゃんのつぶやき「子どもたちの「やる気スイッチ」をオンに!」

 子どもたちは、毎日、学校で勉強を頑張っています。先生方は、毎日、教材研究をし、わかる授業づくりに毎日頑張られています。

 ところで、子どもたちが、「学ぶことは楽しい!」と言えるのはどんなときだと思いますか。それは、「わかった」「できた」と実感を伴う理解ができたときです。 

 早稲田大学の向後先生は、著書「いちばんやさしい教える技術」(永岡書店)の中で、”教師が、「教えた」と言えるのは、教えた結果、子どもが今までできなかったことができるようになったときです。それ以外は、「教えた」のではなく、「教えたつもり」になっているだけです。”と言われています。

 「これだけ教えたのにどうしてできないの。」と、できないことを子どものせいにする先生も少なからず見受けられます。しかし、そうではなく、向後先生が言われているように「教える側の責任だ」と考えなければなりません。 

 子どもたちは、様々な「やる気スイッチ」を持っています。子どもたちは、絶えず「やる気スイッチ」をオン・オフしながら生活しています。どこにそのスイッチをあり、どんな時にオンになるのかを見つけ出すのが、子どもに直接かかわる大人の責任です。

 でも、「やる気スイッチ」をオンにすることはそう難しくはないと思っています。いい先生や友だち、感動するような本、様々な体験活動など、ポジティブなスイッチがオンになることで、子どもたちは生き生きと輝き始めます。学習も同じで、「わかる」「できる」「楽しい」というポジティブなスイッチをオンにすればいいのです。

 地域でも家庭でも、子どもの「やる気スイッチ」がオンになるような言葉を大切にしたいですね。

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