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サウナに行ったら体だけじゃなくて思考も整った

こんばんは!かいとです。

ゲストハウスを開くために、7月から長野県信州塩尻の古旅館シェアハウス「宿場noie坂勘」に移住し、坂勘の運営を通してコミュニティ形成やコミュニティデザインついて学んでいます。

今日は、ぼくも関わらせてもらっている旅する古物商-hito.to-で新たに借りている奈良井宿の倉庫の整理をしていました。

倉庫の整理が終わり、汗もかいたし、久しぶりにサウナでも行こうかなあと思って、松本市にある銭湯に行ってきました。

ここ最近のぼくの中でのホットワードの空気自己肯定感について考えていたときに、色々と思考が整理できた気がしたので書き起こしていきたいと思います!

※今日は少し長いです!お時間のある時に読んでください!🙌

みんなはなんでサウナに入るのかな?という疑問を持ってみた

この銭湯、金曜日の夜だからなのかすっごく人が多い上に、ほとんどが若い人たちなんです。ぼくがよく知っている銭湯なんかはおじいちゃんとかが集まるような場所です。えらい違い。

せっかく若い人たちが多い場なんだから、若い人たちばかりが集まるこの空間には何が生まれているのかなあ、と考えてみました。
感覚値なんですが、この空間からはエネルギーに溢れた空気感を感じました。

おじいちゃんたちが集まる銭湯よりも、笑い声や笑顔や楽しそうな空気を感じたんです。(おじいちゃんたちもいつも幸せそうなのが前提です!)

そのときに、少しぼくも元気をもらうなあ、という感覚がしました。

じゃあ、このエネルギーに溢れた若者たちは(お前もやろ!)サウナに何を求めているのだろう、と考えて、ぼくが感じた答えが、

自己肯定感を高めに来ている

のではないかな、となりました。

ぼくが最近そんなことばかり考えているから引っ張られたのかもしれないのですが、整うとかデジタルデトックスとかリフレッシュとか、あれこれと言葉はあるけれどなんとなく本質は違う気がして。

多分、サウナって少し頑張るんです。
暑い中10分くらいたっぷり汗をかくときに、あと少し、、!あと1分頑張ろう、、!って思いながら頑張ったりとか、水風呂がとにかく冷たいんだけど頑張って入ろうとか、その後の外気浴で頭がポカーンてなるあのゴールに辿り着いたときに、やり切った感というか少しの充実感があるんです。

それって、小さな小さな課題を乗り越えてゴールに辿り着く感じで、結果に辿り着くまでに小さな成功体験を体験しているんだと思うんです。

そして、この体験って1人でも複数人でも同じ体験ができるんだと思って。

友達と一緒にサウナに入ったときに、あと何分?...よし。もう少し居よう、とか冷たいー!って言いながら一緒に入るとか。

共同作業というのかな、一緒のゴールに向かって、一緒に課題をクリアしているような感じになるんじゃないかなと。
だから、最後整ったときに、一緒にやり切ったー!って充実感を覚える感覚になるのかなあ、と思いました。

周りの若者たちを見ていた時にめっちゃ面白い、、!と思っていました、、(笑)

2週目のサウナで気づいた「空気の独占」という感覚

自己肯定感の次は空気の話で分かりづらくてごめんなさい、、(笑)

2週目のサウナに入っていた時に、一瞬サウナの空間に人が少なくなって、おじいちゃんたち2人とぼくと数人の若者たちだけになったんです。

その時に、おじいちゃんたちが大声で話し始めて、テレビの音よりも声の方が耳に入ってきちゃって、なんか違和感を覚えたんです。

あれ今、ここの空気変わったなあって。

うちのシェアハウスに居候に来ているめいちゃんの言葉を借りると、

空気の所有権」がなくなった、って思ったんです。
つまり、この空間にぼくが持っている空気がなくなって、居づらいなあって感情が出てきちゃった。

空気の所有権がなくなったときって、裏を返せば、誰かがその空間を掌握した状態で、「空気の独占」がされている状態なんじゃないかなと思いました。

その独占された空気を持った空間になると、(サウナは何気なしに人が入ってくるから大丈夫だけど)、恐らく人が入りづらくなったり、居づらくなったりするんです。

リーダーが独占するならいいのかもしれないけど、その空間で誰かが知らず知らずに独占してしまっている場合はむずかしいです。

静かにしてもらっていいですか、、とは言えないんです、ぼく。笑


ちなみにこの時ふと考えたのですが、サウナとかにテレビが流れている理由がここなのかな、と。

ここがテレビのない静かな空間だったら、話す人がここの空気を簡単に独占してしまう。少し大きめに流れているテレビの音が、みんなの会話を意図的に減らしていてみんなの空気の所有権を守ってるって感じで、

会話は普通に生まれているけど、大きな声では話さないから誰かが独占する!っていう状態になりづらい、みたいな感覚。

あんまり関係ないかなあ(笑)

でも、空気をデザインする・作るって足していく意味合いで捉えがちだけど、サウナのテレビのように引き算のように減らすべきことも場合によっては必要になるのかな、なんて疑問を感じることができました。

まとめると

人がお店やサービスを受けるときに、自己肯定感を求める需要があるのかもしれないなと思いました。坂勘のようなコミュニティもアプローチは違うけど、ここにいていいんだよっていう自己肯定感を生み出している。

ぼくが人の選択肢を広げたいとか、そのためのきっかけを創りたいとか考えていても、最終的に、決断して行動する、っていうところには、それぞれの自己肯定感が必要な気がするんです。

だから、どんなアプローチであれ、ちゃんと肯定感が生まれる場所作りにしたいなあと感じています!


普段、旅する古物商hito.toのお店を運営したりシェアハウスの運営をしている中で、空気のデザインを考える機会が多くなったのですが、

お店の場合(オープンな場所)では、空気をぼくが作っているので、おそらく独占している状態なんだと思うんです。だから、どれだけお客さんに空気の所有権を持たせられるか(ここに自分が所有できる空気があるなあ、居やすいなあ、入りやすいなあ)が設計できるかが大事なのかもしれません。

シェアハウスの場合(クローズド)の場合、まずみんなが平等に所有権を持っている状態なので、僕らはそれを独占の状態にならないように維持することも役割で、逆に、維持するためにコミュニティに新しい風を吹き込み続けることも必要で、そこのバランスをうまく保つことが大切なのかも。


なんてことをサウナに入りながら悶々と考えていました!

そしたらなんと、、
3週目の外気浴で気づいたら眠っちゃっていて、「閉館です」って起こされてしまいました。
#電車以外で起こされたことないよ

風邪をひかないように皆さんも気をつけてください(笑)


じゃあ今日はこの辺で!金曜日までお疲れ様でした!

また明日!

またね〜!

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