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人手不足でも組織や社会が回る仕組みづくり

昨今、あらゆる業種で人手不足が叫ばれています。コロナ禍が明けてこれまで停滞していた観光業などで盛り返しが生じています。その一方で、コロナ関係なく福祉業界は常に人手不足です。

私の地域包括支援センターでも、ケアマネさんを募集をしていますが中々応募がありません。

この人手不足に対して、打てる施策は大きく二つ。一つは他業界や他国から人員を引っ張ってくること。もう一つは生産性を上げて一人が出来る仕事量を上げていくこと。

この二つが大きな方向性であり、今後の社会においてますます求められる物でしょう。

その一方で、そもそも人手を必要としないようにする仕組みが必要だと私は考えます。

今年登場した「chat gpt」等の人工知能の活用を通した事務作業の削減も大切ですが、もっと抜本的な業務削減が必要です。

例えば、ケアマネ業務自体を無くすことです。障害分野では相談支援専門員が付かず、セルフプランで行なう場合があります。

軽視するわけではないですが、単一サービス(デイサービスのみ、福祉用具のみ)のケアプランはセルフプランでも良いと思います。

専門職はより専門的なプラン作成に専念する事が必要では無いでしょうか?

年数を重ねる毎に、人材獲得はますます難しくなります。1人で出来る業務量を増やす事よりも、業務を減らしていく方法を考える時期が来ていると思います。

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