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毎日絵ッセイ

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作者の周りで起きることを絵と文で毎日投稿するよ!更新頻度NO.1
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#わたしの本棚

エッセイ「もう1人の名付け親」

名前も衣替えしたい 私は筋金入りのおじいちゃんっ子だ。 子供の頃は大体祖父母と一緒に過ごしていて、 祖母は厳しい人だったので甘えるとかは かなり難しく、そういうときは祖父に 擦り寄りに行った。 祖父には兄弟も親も親戚もいない、 歳をとって、会う友人が一人もいない。 孫も沢山いるけれど私以外は、 祖父を怖がって近付かず、 祖母との仲も良いとは言い難い。 女性は歳をとっても孤独になりにくいと いうが、男性は仕事が終わると 孤独になりやすいと なにかの本で読んだ。 男が

エッセイ漫画「お盆」

あとがき本当は16日の夜にあげたかったんだけど、 書いてるうちに色々思い出して 書き終わったのは17日の1時だった。 書きながら、なんか蚊取り線香でも たいちゃおうかな〜なんて思ったけど、 あれって地味に髪の毛に匂いがつくし、 そもそも住んでいる所が暑すぎて蚊を 見ることも無い。 あまりの暑さにボウフラが死んでしまって いるらしいし、 ザリガニも池で茹でられ 水面に浮かんでいる異様な光景。 水から出たら生きていけないし、 かといって水の中も暑すぎて生きていけない。 鳥のよ

エッセイ 「現実の私とほぼ一緒だよ」

私は時間ができたり、むしゃくしゃする時に エッセイを書く。 だから誤字や文がおかしなことも多々あるし、 それはそれでリアリティがあっていいよな と特に気にもせず放置している。 何より、アイパッドの大きな画面で書いているので、 スマホ版で見ると 改行がしっちゃかめっちゃか。 noteのかがりねんと現実の私は ほぼ一体化していると思う。 そしてTwitterはなんか違うなと感じる。 私のイメージは私の文章がほぼ全て。 パフォーマー的なキャラを続ける精神力も体力も 持ち合わせ

ふがいない僕は空を見た感想

久しぶりに忙しさを忘れる本を読んだ。 いつからか、本を読む時間が勿体なく、 貴重な時間に感じるような気がした。 「あれ片付けなきゃいけないのに 本なんて読んで……」ともう一人の私が 言ってくる。 いつからそんな贅沢品になったのかな、 でも、ゲームもテレビも娯楽をすると 「まだやる事あるのにそんな事してていいの?」ともう1人の私は問うてくる。 いいのに。 何でなんだろう。 いつだって自分は変な所で真面目で、 変な所でめちゃくちゃ手を抜く。 先延ばしはいつもだし、 蚊と

エッセイ「初めてエロ小説を読んだ小6の記憶」

夜に予約していた本を本屋に取りに行くと、 懐かしい本のPOPが目に入った。 「そういえば本屋大賞の季節か……」 と思い出す。 POPには「R18部門 受賞」の文字がでかでかと。 初めてあの本に出会ったのは、 小6のときだ。 確か保健の授業で生理の仕組みを女子だけ集められた教室で聞いたばかりだった。 おしっことうんちの穴ではない 3つ目の穴から血が出るんだと保健の先生が 緑色のシールをつけながら教えていた。 そして、性行為については豚の人形を 使っていて、 私はそこで千

好きな本について語る「不良少年とキリスト」

あらすじ 「虫歯の主人公が歯医者の悪口を言いまくっていたら、 突然太宰治へのクソデカ感情の言語化に移り変わり、 生と死との話にぶっ飛ぶ話」 「原子バクダンで百万人一瞬にたゝきつぶしたって、たった一人の歯の痛みがとまらなきゃ、なにが文明だい。バカヤロー。」 最近文学者が現代に生きていて、 ツイッターをするならどんなことを書いて、 しまうんだろうと妄想することがある。 まず、鍵垢にしてしまうのか、 コメントは指定した人のみ答える設定にするのか、 ハッシュタグはつけるのか、

「自分は何に惹かれるのか」

ここ最近、 「私は本当に物書きになってよかったなぁ…」 と思う出来事が続いている。 そして、それと同時に もっとこう書けるようになりたい! という思いも湧いてきている。 これまでは、好きな作家の本だけを読んできていたのだが、 最近、タイトルを見て直感で 読む本を決めることが増えた。 結構これは私の中では、革命的な出来事だ。 タイトルだけの情報で、 私はどんなものに惹かれるのか 知る事ができる。 Twitterに漫画を載せる上で、 タイトルはかなり重要だ。 自分の