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テニス「使用しているガット」比較結果

2024/9/27 文章の一部(ダッシュボードの結果から、急遽追加した文章との整合取りのため)と誤字修正

 同一のテニスラケットでガットについて数種類比較した結果と、過去のガット遍歴(ラケットやテンションなどの前提条件が異なります)を述べます。

 同一のラケットでの比較に使用したラケットは、以前紹介したYONEXのV CORE 98(2021年モデル)のG2サイズを調整したものです。同じ仕様で2本所持(同時購入)していますので、純粋にガットのみを比較した結果になります(同時に張り替えを実施しています)。

 なおここ1週間で意外な記事「使用しているラケットとガット」がビュー1位に出ているので、前提条件が異なりますが、過去に使用していた(覚えている)範囲のガットも紹介します。最初に前提条件を揃えた結果、その後条件違いでの結果の紹介になります。

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 比較元はKirschbaum 「Super Smash Orange 123」として、同時にガットを張り替えて比較しています。「Super Smash Orange 123」を元としている理由は、元々通っていたテニススクールにあったなかで、ポリエステルで「柔らかい」、「飛ばしやすい」、「価格が安い」のが理由です。


 比較したガットはYONEXの「ポリツアープロ125」、「ポリツアースピン125」、「ポリツアーレブ 125」です。変更先がYONEXなのは単にラケットと合わせただけです。

  • ポリツアープロ125
     柔らかさなどはSuper Smash Orangeと大きく変わらず、値段差を考えると変更する理由には至りませんでした。ただ扱いやすく、ポリエステルガットのロングセラーモデルとなるのもうなずけるものです。

  • ポリツアースピン125
     Super Smash Orangeと比較しガットとしては固く、ボールをつぶしやすいが、スピンがかかりすぎ、ボレーで飛距離を出すのが大変でした。ひじや手首への負担、値段差もあり変更するには至りませんでした。

  • ポリツアーレブ 125
     Super Smash Orangeより柔らかい感じでしたが、明らかにストローク時の弾道が上がり(飛距離が出る)、ボレーが非常に楽になりました。ストロークの調整は難しくなく、ボレーでのコントロールのしやすさもあり、多少価格が上がっても変更する価値ありと判断しました。

 以下単張り分のリンク先及び「ポリツアーレブ 125」のロールのリンク先です。

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 なおここからは、使用しているラケットやテンションが異なりますが、どのようなガットを使用していたか簡単に述べます。が、長くなってしまいましたので、読み飛ばしてもらって構いません。
 ここからは基本的に以前に在籍していたスクールで、在庫としてあったものから選択し使用しました(当時はガット張り機も持っていなかったので)。
 使用した順番になっておらず、メーカー別になります(記録として残していないものが多く含まれるためです)。またここからは専門用語が出てきます。

まずは「トアルソン」から紹介します。

  • アスタリスク
     ナイロンマルチフィラメントのド定番でしたが、かなり愛用した記憶がありますが、後継モデルのアスタリスクが出ましたので、アスタリスクに変更しました。なおカラーが非常に豊富でしたが、ホワイトを愛用していました。廃版モデルです。

  • アスタリスタ
     こちらもナイロンマルチフィラメントのド定番でしたが、このガットが出たあたりでポリエステルガットの柔らかい物が出始めたので、色々試行錯誤した記憶があります。こちらのモデルもカラーが非常に豊富でしたが、ホワイトを使用していました。
     なお先ほど確認のため公式HPを覗いてみましたが、廃版になり後継モデルが出ているようです。

  • レンコン・デビルスピン 125
     なにを考えて試したのかもう思い出せませんが、1回だけ試してみたことがあります(ガット発売直後だったと思います)。ガットとしては非常に固く、「デビルスピン」とうなずけるほどよくスピンがかかります。
     当時は初中級か中級くらいのクラスレベルだったような気がしますが、スピンがかかり過ぎて打つボールが全て短くなり、ネットに何度もぶつけた記憶があります。飛ばすのが大変かつ肘への負担が大きく、1回試しただけ(1レッスン)でガットを切って変更しました。
     過去に1回だけで切ったガットはこちらのみです。逆にどうしてもスピンがかからない、飛ばすのが苦にならない人にはお勧めできるかと思います。こちらは廃版になっておらず現存しているようです。

「HEAD」からです。

  • Sonic Pro 125
     ガットとして非常に柔らかく、使用しやすいガットだったと記憶しています。が、Kirschbaum 「Super Smash Orange 123」の方が価格が安かったのでそちらを採用することになりました。まだ現存しているモデルです。

次は「LUXILON」ですが、どこかの店で3点セットのお試しで安かったので試してみました。が比較的お値段が高いので採用には至りませんでした。

  • ALU POWER 125
     当時のポリエステルガットの定番でした。確かに扱いやすかった記憶がありますが、値段が比較的に高く採用には至りませんでした。現存しているのか後継モデルが出ているのか、公式HPを見た限りよくわかりませんでした(派製品が多く出ています)。

  • SAVAGE 127
     正直あまり記憶に残っていないガットです。ガットとしては固すぎず柔らかすぎずだったような気がします。現存しているモデルです。

  • ELEMENT 125
     当時のポリエステルガットとして、非常に柔らかいガットだったと記憶しています。が、値段が高く採用には至りませんでした。現存しているモデルです。

「BabolaT」からです。

  • Xcel 125
     マルチフィラメントストリングの定番モデルの一つで、非常に扱いやすいガットだったと記憶しています。現存しているモデルですが、マルチフィラメントストリングの宿命と言うべきか、価格が高いです。前述の「アスタリスク」にいったん落ち着きました。

「Tecnifibre」からです。メーカーを問わず、ポリエステルガットを色々試し始めた時期だったと思います(ガットの単価が安くなるからです)。

  • RED CODE
     ポリエステルガットとして扱いやすかった記憶があります。数回ほど張った記憶があります。が値段はKirschbaum 「Super Smash Orange 123」の方が安く採用には至りませんでした。

  • ICE CODE
     良くも悪くもないガットだったような気がします確か1回だけ張って、2カ月ほどで次のガットに切り替えたと思います。

  • BLACK CODE
     「Tecnifibre」のガットの中では何回か張った記憶があります。スピンも程よくかかり、ボールを潰して打ちやすかったような気がします(もはや記憶のさなか…)。 

「GOSEN」もいくつか試した気がしますが、具体的なガット名が思い出せませんので、ここまでとします。

 いくつものメーカーを挙げましたが、当時は単独で存在していたガットメーカーも、現在ではどこかの会社の傘下になっているものが多いです。

 以上、私が使用したガット遍歴です。間にはハイブリッド(縦横の種類を変える)や縦横でテンション変更もしたこともがありますが、よくわからない結果となりました。
 ですので、縦横でテンション変更もせず現在に至っています(ナチュラルガットの使用経験はありません)。

 本来3~5分ほどで読み終えるように記事を書いていましたが、今回は少し長くなりました。

 私個人が使用した感想になりますが、何かの参考になれば幸いです。またガット張り機の購入した際の話は、まだ記事の準備が出来ていませんので、いずれ紹介したいと思います。


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