テニス/思考「上達するために、アドバイスをもらう」

　テニスをしていて上達するためには「どうすれば上達するか、考え続けること」、周りの上手い人に「〇〇をできるようにしたいのですが、アドバイスをください」と教えを乞うことをお勧めします(自分の動きをビデオに撮って、プロ選手の動きを真似するのでもいいですが)。

　まずはアドバイスしていただいた内容を実践してみて、御自身に合うか考えます。
　次にアドバイスしていただいた内容が合わなければ、別の言葉に置き換えてみて、さらに実践してみます。
　それでも合わなければその人のプレースタイルと御自身のプレースタイルが合わないのだろうと、別の試みに取り組みます。

　初心者のころ、例えば「腰を落とすように」とよく言われますが、これが腑に落ちない(最近だと腹落ち？)。そこで「膝を落とす」と置き換えてみたところ、実践できるようになりました。
　この「腰を落とすように」は、重心を下げて動作を安定させる狙いがあります。

　上手い人を見ていると、重心が安定していて、上下動が少なく、結果目線のブレが小さくて、体幹(体の軸)が安定していることが見て取れます。

　テニスを上達させたいという人の一助になれば幸いです。

　ちなみに私は、「〇〇がうまいね」と言われれば、「ありがとうございます。ここのこつは〇〇です」と一言だけアドバイスをするよう心がけています。