【開発役員メッセージ】エンジニアが面接で踏み込んで確認すべきこと、そこから考えるキャリア形成
こんにちは。インテグリティ・ヘルスケア(以下、IH)note編集部です。
今回は、エンジニアが面接の中で確認すべきことについて、当社取締役であり、プロダクト開発部責任者の宮田さんにお話しいただきました。インテグリティ・ヘルスケアへ応募するときだけでなく、今後の転職活動にも役立つ話です。参考にしてみてください!
▼宮田 晋次プロフィール
IHでは、面接時に、開発フローを、実際に利用しているドキュメントを用いて説明し、「なぜこのようなフローを整えているのか?」について説明をすることがあります。
具体的には下記のような項目を説明しています。
要件定義工程、設計工程、製造工程、テスト工程、それぞれにおいて、誰がどのような作業をしていて、どのようなドキュメントを作っているのか?
要件定義から設計、設計から開発、など、フェーズ移行の際には、具体的にどのような項目をチェックしているのか?どのようなチェックシートを作成しているのか?
品質を保つために、テストの十分性を、どのように担保しているのか?
プロジェクトの振り返りはどの様に実施しているのか?
(外部設計書、詳細設計書、DB設計書などは、どこでもそんなに変わるものではなく、エンジニアさんも見慣れているものなので、お見せすることはあまりないです。)
その際に、「面接で、開発の仕組みを、実際に利用しているドキュメントベースで説明してもらったのは初めてです」と言われることがあります。
そう言われると、(じゃあどうやって働くイメージを掴んでいるんだろう?)と、思うことが多々あり、今回この様な文章を書いています。
ここまで書いてだいたいおわかりかと思いますが、IHではウォーターフォールでの開発フローを採用しています。
「なぜウォーターフォールの開発フローを採用しているのか?」については今回は割愛しますが、重要なのは、
ウォーターフォールなのかアジャイルなのか
といった表面的な開発手法ではなく
●それぞれの中身が、どこまでの品質で仕組み化され、ワークしているか?
だと考えています。なぜなら、そこが解らないと、自身が働くイメージがつかない、と思うからです。
「弊社はアジャイル開発です」
と言われても、実際どのレベルでアジャイル開発しているのかはそれだけでは全く分かりません。
作って、出して、バグって、直して、以下ループ
というレベルを「アジャイル」といっている会社さんもあると思いますし、ちゃんとスプリントを回すために仕組みを整えて、しっかりワークさせている会社さんもあります。
なので、求職者側は、どのような品質でその仕組みを回しているのか?をちゃんと聞いたほうが働くイメージがつきやすいとIHでは考えていて、だからこそ前述の様な具体的な説明をしている、という流れになります。
さて、ここまで書いておいてなんですが、
「別に、ちゃんと仕組みを回している会社に入るべき、というわけでは全くもって無い。」
ということも同時にお伝えしたいと思います。
ベンチャー企業には当然ながらフェーズというものが存在していて
2,3名の超アーリーステージの会社で、プロトタイプを作ってMVPを探している会社
もあれば、IHの様に
50名規模の会社で、ピボットを経験し、事業化に至っている会社
もあります。さらには
二次曲線的に事業が伸びていて、上場待ったなし!
という会社もあるでしょう。
重要なのは、
その会社がどんなステージにあるのか?
さらなるステージに向けて、現状どのような開発手法や仕組みを整えているのか?
そして自身はその環境で働いてバリューを出せるのか?経験が積めるのか?
のイメージを掴むということだと思います。
転職というのは、当然ながら、求職者にとって人生のターニングポイントになることが多いイベントだと思います。
であるならば、面接時に、自身が働くイメージをどれだけ掴めるか?という点をしっかり認識する必要性があると考えます。
なので、面接時には、ご自身が働く際のイメージが付くまで、ちゃんと仕組みについて質問をするべきですし、企業側もしっかりと回答すべきことだと、IHは考えています。
面接現場からは以上です。
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