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【YaDoc開発について】どんな開発をしているの?

何を作っているのか?

IHでは、オンライン診療システム「YaDoc」を開発・提供しています。

YaDocはWebサービスで、

  • 患者ユーザー向けに、iOS,Androidのアプリケーション

  • 医療従事者(医師・薬剤師など)向けに、ブラウザで動作するWebアプリケーション

を提供しています。

また、YaDocには「モニタリング機能」といい、様々なバイタルデータ(血圧・体重・SPO2など)を患者が記録し、医療従事者が参照する機能が備わっており、オンライン診療時だけでなく、通常の外来診療の際の参考データとしても活用されると同時に、製薬企業や大学研究機関の臨床研究のプロジェクトにも活用されています。

YaDocのビジネスモデルは?

YaDocのビジネスモデルは主に以下の2つになります。

  1. オンライン診療システム、またはバイタルモニタリングシステムとして、医療機関への月額課金モデル。

  2. 臨床研究のデータ取得プラットフォームとして、製薬企業・医療機器メーカー・大学研究機関へのスポット利用料モデル。

どんな体制で作っているのか?

IHのプロダクト開発部は

  • エンジニアグループ

  • デザイナーグループ

  • QA(品質保証)グループ

  • ディレクショングループ

これら4つのグループで構成されています。

プロジェクトごとに、各グループからメンバーが参加し開発を進めていきます。

アジャイル?ウォーターフォール?

アジャイルとウォーターフォールの両方の開発手法を採用しており、プロジェクトの目的に応じて最適な手法を選択します。プロジェクトへのアサインは、前職での経験や得意分野、そして希望を十分に考慮した上で行います。アジャイルでもウォーターフォールでも、情報共有は頻繁に行われ、エンジニアチームの一員として積極的に意見を発信する機会があります。また、疑問や問題が発生した際には、すぐに質問や相談が可能な環境が整っています。
◆アジャイル
2週間を1スプリントとして開発を進めています。スプリント期間内に頻繁に要件定義、開発、チェックを繰り返すことでユーザー志向の開発が行えるようにしています。
◆ウォーターフォール
要求整理→要件定義(仕様策定含む)→設計→開発→テスト という流れで開発が進み、各フェーズ移行時には、フェーズ移行判定が行われ、必要な情報が適切に準備されることで、戻りが少なく、品質高く納品できる体制をとっています。

開発環境は?

  • 言語 : JavaScript (ES2017)、Ruby 2.6、HTML5、SASS

  • ライブラリ・フレームワーク : Ruby on Rails 6、React.js、React Native (iOS、Android)、Redux

  • OS : Linux (Cent OS)、macOS

  • クラウド環境 : Amazon Web Service

  • ミドルウェア : nginx、Redis、Docker、MariaDB

  • ソース管理:Git、GitHub

  • プロジェクト管理 : Jira

  • その他 : Terraform、WebRTC

どんな開発があるのか?

開発内容は主に自社プロダクト「YaDoc」に対する

  • 追加機能開発

  • リファクタリングやフレームワーク・ライブラリのアップデートといった改善

  • バグフィックスといった修正

といった内容が、メインとなります。

重要視していることは?

重要視しているポイントは

  • 品質

  • ユーザー体験

  • スケジュール

です。

1. 品質面について

患者さんの入力するデータを参考に、医療従事者はその患者さんの治療計画を立てたり、論文を書いたりします。そういった背景から、必然的に高い品質を求められるシステムになっています。それに答えるために、QA(品質保証)チームをプロダクト開発グループ内にもち、開発全体の品質を確保するように努めています。

2. ユーザー体験について

YaDocで管理されている疾患(病気)は、高血圧・糖尿病・喘息といった一般的な慢性疾患にとどまらず、がん・希少疾患・難病、といった重篤な疾患も管理されています。そういった疾患を患っている患者さんの生活や気持ちは、想像だけでは補うことが出来ません。

要求整理・要件定義フェーズでは、患者さんや医療従事者へのインタビューや行動履歴を参考に、UI/UXを検討し、継続利用につながる心地よいユーザ体験を目指して、開発を進めています。

3. スケジュールについて

設計段階に入ると、プロジェクトにアサインされたエンジニアが工数見積を実施し、それ以降はその見積をもとに進捗管理が進行していくことになります。ざっくりではなく、しっかりと見積が立てられるスキルも、IHとしては重要なエンジニアリングスキルだと考えています。


以上がIHの開発の内容でした。
ぜひ参考にしてみてくださいね。

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