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Magic:The Gathering(ギャザ)記事まとめ

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note公式のMagic:The Gathering(ギャザ)マガジンです。 皆さんが書いてくださった素敵な記事をまとめていきます!
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#MTG

なぜレガシーで《悲嘆》は禁止されるべきか

 先日、下記の記事を読ませていただいた。 レガシーにおける青黒というデッキ(2024年6月24日禁止制限告知) しょ〜た(N)-Yamaro (note.com)  大変興味深い記事で、特に「禁止のスタンスがどうあるべきか」など首肯するべき点が多くあった。しかしながら、「になるほどではない」という点には賛同できなかった。同時に、上記記事では《悲嘆》の性能について過小評価しているとの思いがぬぐえなかった。  本記事は、現レガシー環境における《悲嘆》の性能の評価を行う。 1.

【MTGレガシー】タミヨウをスタイフルノートで使った感想

おはこんばんにちは ajdadd420です。 前回、MH3の新顔、虚構漂いにフォーカスを当てて記事を執筆しました、 今回もMH3の新顔《知りたがりの学徒、タミヨウ》にフォーカスを当てて筆を執ろうかと思います。 ブログに近い記事ですが最後まで読んで頂けると幸いです。 邂逅 タミヨウについて着想はあったのですが、半信半疑な部分があり試していませんでした。 そんな中、Xで仲良くして頂いている相互フォローのナオさんがタミヨウ入りスタイフルノートで好成績を収めておりました、あ

【MTGレガシー】白スタックス目線のモダンホライゾン3カード評価と、《煙突》への未練

レガシー選手権、レガシー神と大きなイベントが終わり、これまで薄々感じていたことを試す時が来ました。 来てしまいました。 リストの中で数少ない疑問を感じていた《煙突》の解雇。 レガシー選手権では一度もキャストすることがなく、ほぼ全ゲームでサイドアウトした一枚。 最高のドローをし続けたあの日、最も幸運だったのはこのカードを引かなかったことではなかったか。 こうして白スタックスはアイデンティティを失ったのでした。 一発目から4-1しているんだが? スタックスは概念。 で

【EDH】 年表

なるほどね…(時期とか覚えてなかった) EDH2.0などの概要についてはこのツイート↑で完結してるとして、 流行りかけてる歴史語り?でもしようかなと。出来たのはただの年表 自分が立川やKCC、TC勢などとの身内外EDHに触れ始めた共闘ティムナ登場以降の歴史っていうか登場カードについてまとめておこうかなと思います。自分用メモみたいな。 ※EDH1.0と2.0の場所がおりぢなる解釈なので注意。別の書き方がしっくりこなかったんで一旦飲み込んでください。 ※アレコレ書きすぎるとア

【統率者戦】《熊の中の王、クードー / Kudo, King Among Bears》【2.0】

モダンホライゾン3発売おめでとうございます! 友人がプレリリースでクードーを引いてきてくれたので前週・発売週と卓を囲んできました。実際に対戦してみると、たくさん課題が見えてきます。大きくモデルチェンジしたのでVersion 2.0として記録に残します。 前回の検討編はこちら。 最新デッキリスト顕在化した課題と抜いたカード相手の戦場にもクリーチャーが出ていることが多く、回避能力を持っていないトークンがほとんど仕事できなかった 全体強化で殴りきれるほどクリーチャー数と回避

【MTG】アーティストプルーフ(AP)とは何か①

私はMTGというカードゲームで アーティストプルーフ(以下AP)の存在を知りました。 ※古海鐘一先生によるAP ただ、このAPはMTGだけの用語ではなく アーティストがデザインしたコラボの ブランド物や版画(シルクスクリーンなど)にも存在し 広く使われている用語なので 必ずしもAP=MTGということではありません。 実際に同じようなカードゲームの Flesh and BloodなどでもAPは存在します。 ここではあくまでMTGのAPについてですので それ以外のAPについ

【統率者戦】空洞式デッキの作り方

突然ですが、僕は「別イラスト」が好きです。たくさんカードが設置される統率者戦で視認性を下げるのはどうなんだ、と思う気持ちもありますが「かわいいほうがいいじゃん!」が勝ちます。 WotCくんも方針転換したのか、最近バンバン刷るようになってくれたので、意外なカードに別イラストが存在していたりします。 今回は、どうやってその手のカードを探しているのか、を含めたデッキの作り方について語ります。 統率者選定「新しいデッキ組もう!」って時は、気になった伝説のクリーチャーを発見したと

【MTGスタン】新機軸の《アモンケットへの侵攻》型青黒ミッドレンジのご紹介

【初めに】今回、《アモンケットへの侵攻》と《プロフトの映像記憶》にフィーチャーした新機軸の青黒ミッドレンジを開発し、アリーナ瞬間2桁およびスタンダード神決定戦トライアル優勝という結果を残したため、(愛機の自慢も兼ねて)そのデッキの紹介をさせていただきます。 既存の青黒ミッドレンジとは、コンセプト単位で差別化された新しいタイプのデッキに仕上がったと自負しています。 もし何か歯車が噛み合ってこのデッキタイプが流行し、ローテ間際のスタンダード環境に新しい風を吹き込めれば幸いと思っ

レガシーにおける青黒というデッキ(2024年6月24日禁止制限告知)

2024年6月24日の告知によって、全フォーマットの禁止制限等がないことが発表された。 これに対し、各界隈から声が上がっているが、自分に見える範囲では、その多くが「○○が禁止にならなかった」というネガティブな意見が多いと感じている。 個人的には、「禁止になるカードなんて1枚でも少ない方が良い」と思っている。せっかく購入したカードが使えなくなるなんて経験は少ない方が良いに決まっている。 禁止という選択はデザインの失敗であり、その責任と損失はWotCが負担してもおかしくない

【MTGアリーナ】MDFCのBo1初期土地手札補正

ω・`)ノ ヤァ こんにちは。はじめまどかです。 私は「マジック:ザ・ギャザリング」のプレイヤーのひとりです。最近は[一般TCG理論]についてよく記事を書いています。 私の自己紹介はこちら。 2024年6月12日にはMTGアリーナに『モダンホライゾン3』が実装されることになりました。『モダンホライゾン3』にはモードを持つ両面土地であるMDFC(Modal Double-Faced Card)が多数収録されています。MDFCのカード自体は『ゼンディカーの夜明け』にて登場し

貴方の中に、トークンはいますか?

ユーはトークゥーンは好きですか? 私は大好きデース!! ……………………………………………………………… ……………………………………………………………… ……………………………………………………………… さて気を取り直して…。 改めて、私はトークンを使ったデッキが好きです。 最近、統率者戦の《誇らしい守護者、ユウマ/Yuma, Proud Protector》《嵐の咆哮、エリス/Eris, Roar of the Storm》といったトークン戦術のデッキを 連続で紹介

MTGアリーナ版 赤単ストーム 解説

みなさんこんにちは。 モダンホライゾン3で今話題の赤単ストームを アリーナ版で再現してみました。 ①はじめに。MTGアリーナで赤単ストームは組めないものか…? 私はそう考えていました。 実際のカードで組みたいという気持ちは大いにありましたが カードの高騰や二児のパパをやっていると時間が取れないのが現実。 しかし、アリーナならいつでも対戦が出来るし楽しめる。 だが…発熱の儀式などぶっ壊れマナ加速カードがない点、本物のようにはいかない。 なので、代用できるカードが無いも

第11回 MTG川越(2024/6/22)

1.結果報告初めての土曜日開催となりました。また、初めてのご参加も2名いらっしゃいました。 8名で開始し、最終的に13名の参加がありました。 今回もご参加ありがとうございました! 1-1.スイスドロー(レガシー) スイスドロー形式の対戦会を8名で行いました。 主宰のハセガワ(ANT)が3-0となりました。《Force of Will》よりも《Dark Ritual》《Trinisphere》の枚数が多い対戦会だったので、当たりにも引きにも恵まれました。 1-2.フリー

デッキの備忘録とかとか

ミシックはよ来い。 おはようございます、甘酢(あまず)と申します。 これまでの記事にスキをしていただきまして、ありがとうございます。ウルトラにっこり。 ようやくダイヤモンド ティアー2に上がりました。 3に上がってから勝って負けてを繰り返し、ティアー昇格戦に全然勝てず負けた途端に連敗を繰り返すという苦行を3、4ローテほど…… しかし!!!! ついにティアー2まで漕ぎ着けたぞい!!!! いまティアー2の3勝中です。 いまは負けより勝ちの割合が多くなってきたのですが、負け