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テレビドラマ 記事まとめ

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テレビドラマの感想文や、おすすめテレビドラマについて書かれた記事をまとめていく公式マガジンです!主にハッシュタグ「#ドラマ」「#ドラマレビュ」が付けられている記事を自動で追加し、…
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2023年4月の記事一覧

耳になじむ声、耳になじまぬ声

声は、その人の能力であり人格である(・・では?) 「声」といえば、俳優(特に声優)の大事な魅力の1つであるだけでなく、アナウンサーのように人に何かを伝える仕事をする人たちにとっても適性を強く求められ個体差の明らかな属性であり、一種の能力かもしれません。 そういう彼らだけでなく、一般の人々の声にも、男女年齢問わず、心地よくて思わず耳を傾けたくなる「耳馴染の良い声」があることは実感できます。ということは、その逆に、どこか耳障りに感じて「聞きたくない声」もあるということになりま

「マンダロリアン」シーズン2の見所紹介

ディズニープラスで配信中の「スター・ウォーズ」シリーズのドラマ作品「マンダロリアン」をシーズンごとに、私なりの見所や楽しみ方と合わせて紹介していきます。 ・シーズン1の見所紹介 基本的に視聴済みの「スター・ウォーズ」初心者の方に向けた解説記事です。各エピソードのあらすじについてはなるべく「結末は見てのお楽しみ」という形で物語のさわりを紹介していますが、完全なネタバレ回避にはなっていませんのでその点ご注意ください。 変革の時新型コロナウィルスの感染拡大が本格化した2020

2023年春ドラマ序盤時点の感想

春ドラマも大体第1話が終わって、第2話や第3話も放送されたタイミングになったので、現時点での春ドラマをランキング形式で振り返ってみたいと思う。 noteでは映画の感想が多かったけど、実は日本のテレビドラマもリアタイして観ていて、今期は10本観てるので、個人的には特に多いほう。 ちなみに先に書いておくと、これから『弁護士ソドム』と『日曜の夜ぐらいは…』を観る予定なので変動あるかも。 ちなみに参考として、ここ2~3年(2020年以降)のテレビドラマの個人的ランキングはこんな

「マンダロリアン」シーズン1の見所紹介

ディズニープラスで配信中の「スター・ウォーズ」シリーズのドラマ作品「マンダロリアン」をシーズンごとに、私なりの見所や楽しみ方と合わせて紹介していきます。 基本的に視聴済みの「スター・ウォーズ」初心者の方に向けた解説記事です。各エピソードのあらすじについてはなるべく「結末は見てのお楽しみ」という形で物語のさわりを紹介していますが、完全なネタバレ回避にはなっていませんのでその点ご注意ください。 新たなる夜明け配信開始は2019年11月でした。1ヶ月後に続3部作の最終作となる「

泣きながら進め、七実ちゃんと奈美ちゃんの巻(ドラマ見学3日目)

『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』ドラマ現場の見学レポート、前回の話は↓ 早朝、まだ冷たい空気のこもっている地下駐車場で。 ぽつんと離れて立ってるわたしを見つけ、跳ねるように駆けてきてくれた河合優実さんの姿が、ずっと目に焼きついている。 「奈美さんだ!」 彼女の人柄が、岸本家を岸本家たらしめていると、その瞬間に思った。 そういう“結び目”みたいな人って、本当にいる。 愛想がいいとか、元気がいいとか。そういう言葉では、あの時の河合さんの良さが表せ

4月に観た映画3選+番外編 (サブスク無料公開中作品)+春ドラマ感想

やはり慌ただしい新年度。一瞬で過ぎ去る4月。 幼稚園にも何度も出向いていたので、映画を観る時間が作れませんでした。 こどもたちの体調不良で朝活もうまいこと行かず。 しかし春休み中に何本か観れていたので そちらを紹介したいと思います。 3月はこちら ※映画の画像は全てお借りしています。 「記憶にございません!」 AmazonPrime いや、すごい。中井貴一(あえての呼び捨て)。三谷さんの脚本にばっちりハマりすぎです。いつも通りめちゃくちゃ豪華キャストなので、俳優さん

「キム・サブ」1ではなく、2から観たらアン・ヒョソプ沼

「浪漫ドクター キム・サブ2」 全33話を観終えて、アン・ヒョソプで頭の中がいっぱいに。 私が初めて「アビス」で見たアン・ヒョソプはただ顔がいい、無駄に肉体美を見せつけてくる人というあまりいい印象ではなかったんですけど、「キム・サブ2」になったら、演技のうまさもイケメン度の出し方も、ああ、肉体美もですね、ちょうどいいと言いますか、過ぎないのに魅力があふれてますで。 「アビス」が2019年で「キム・サブ2」は2020年制作のようですが、撮影がどのくらいの時期で、公開までにどれぐ

【2023年4月】カルチャージャンキー月報

今月の映画はサブスクメインで、劇場は1作品のみ。 数年ぶりに舞台を観てきたので、そのことも書いています。 2023年4月の報告です。ご査収ください。 舞台・演劇もうがまんできない 作・演出:宮藤官九郎 出演:阿部サダヲ、仲野太賀、永山絢斗、皆川猿時、荒川良々、宮崎吐夢、平岩紙、少路勇介、中井千聖、宮藤官九郎 音楽:向井秀徳 宮藤官九郎 作・演出の舞台。大人計画のウーマンリブ第15弾としての公演。 2020年に上演予定だったが、新型コロナウイルスの影響で中止になった演目を

“棒についたモフモフしたマイクを振る”だけじゃない、音声スタッフの仕事の話

「お仕事、何されてるんですか?」 「テレビの音声スタッフです」 「え?棒についたモフモフしたマイクを振る、アレですか!?」 初めて会う人に仕事の話をすると、ほぼそう返ってきます。 それもとても大切なお仕事の一つなのですが、他にもいろいろやっています。 たとえば、『オーディオドラマ』。 映像はありません。音声のみのドラマです。 音声だけだからこそ、物語に出てくる音の質感を意識して、音声によってその物語がグッと面白くなるように、こだわりを込めて制作しています。 今日はそのこ

『スター・トレック:ピカード』シーズン3-10「ラスト・ジェネレーション」/世文見聞録81

「世文見聞録」シーズン2。川口世文と木暮林太郎が彼らの大好物の「ビッグストーリー」であるドラマ『スター・トレック:ピカード』の最終シーズンについて語ります。 ○『スター・トレック:ピカード』シーズン3最終話(ネタバレ注意!)木暮林太郎:ジャックの上に立ったのは「生存フラグ」どころの騒ぎじゃなかったな。 川口世文:「タイタンA」を「エンタープライズ“G”」にしたのは実にいいアイディアだった。これで間接的にライカ―もショーも“歴代艦長”ということになる。 木暮:ああ、ショー

輝く一等星、草太くんと良太くんの巻(ドラマ見学2日目)

『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』ドラマ現場の見学レポート、前回の話は↓ ダウン症の人が、連続ドラマでメインキャストを演じるなんて、日本で初めてのことだ。もしかしたら世界でも。 世界中から絶賛された映画『ザ・ピーナッツバター・ファルコン』を観たとき、ザック・ゴッサーゲンみたいな名優が日本にもいたらいいのに、とわたしは強く強く願っていた。 まさかそれが、わたしの原作で叶うなんて。 日本に障害のある役者さんはいるけど、障害のある人が登場する作品はとても

映像の中の「わかってもらえない地獄」~ 自分が幼い時からかつて本当に他人に理解されたことがあったろうか?

私が遭遇した、とんでもない人たち この世に生きていると、時おり、「とんでもない人」に出会ってしまうものです。たとえば、私に起きた身近な例を挙げると; 中学生時代、夕暮れ時の塾からの帰り道、足早に歩く私の横にスーッと車が近づいてきて、運転ドア越しに「親戚の者やけど、家まで送ってゆくよ」と小声で言われましたが、無視してそのまま逃げるように走り続けました。 学生時代、何度か貸した金をそれとなく催促しても全く返さない友人とは、とうとう絶交しました。 会社時代、市内平地の大きな

韓ドラ視聴記録〜離婚弁護士シン・ソンハン

40代、小さな弁護士事務所で 離婚を専門に案件を引き受ける主人公 実は音楽家だったが、 妹の事故死をキッカケに過去を捨て 法律を武器に大切な人を守る闘いに挑んでいく。 その主人公の中学からの腐れ縁とも言える 青春時代を共に過ごした付き合いは、何も言わずとも、もはや阿吽の呼吸で通じ合う仲。 孤独な闘いに挑む主人公を 時には笑いで、時には怒りや悲しみを共に、 寄り添いながら中年となったオトナの友情を温めてつつ、共に闘っていく。 【見どころ】 🔹脚本家ユ・ホンアの台詞回し

日常の色が変わる36

美しい彼~eternal~ について① シーズン1は、高校時代の出会いから、結ばれるまで。 シーズン2で、恋人になるのがゴールではないと、付き合ってからの、2人の距離と相手に寄り添う途中を描いた。 そして、その続きが映画となりました。👏👏👏👏🏻👏🏻👏🏻 実際の撮影は、映画化が決まり、そのあと、シーズン2も決定しと、撮影は同時に進行しています。 同じ場所でも、ドラマと映画では、時間軸も気持ちも違うのに、撮影は大変だっただろなと、違いが見える演技は素晴らしい。 マニア