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ジャズ 記事まとめ

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ジャズのアーティスト・楽曲について書かれた記事をまとめていく公式マガジンです!主にハッシュタグ「#jazz」が付けられている記事を自動で追加し、紹介していきます。
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2023年9月の記事一覧

『ノラ・ジョーンズ』の魅力②

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音型による新たなマイナー・ペンタトニック・スケール表現の探索⑩ | オープン・susトライアドの考察

【フォイエルバッハ(Feuerbach)の定理】 三角形においてその九点円は、内接円に内接し傍接円に外接する。 今回は無機質なサウンド・プロダクトを代表とするsusトライアドのオープン・トライアドのフィンガリングの可能性を考察していきます。 なお今回も前回の講義同様、以下の教則本より抜粋したフィンガリングのアイデアをもとに解説をしますので私の著作も併せて学習にお役立ていただけると嬉しいです。 クローズ・トライアドとオープン・トライアドに関する違いや、オープン・トライアド

今月のジャズ: 9月、1984年@スイス/ドイツ

Sep. 1984 “I Hear A Rhapsody” by Chick Corea, Miroslav Vitous & Roy Haynes at Willisau & Reutlingen, Europe for ECM (Trio Music, Live in Europe) ※左から三つ目の塊の部分で本曲が聞けます 演奏も音も明快でクリアな、コリアによるECMレーベルの本拠地、ドイツとその隣スイス録音で構成されたライブアルバム。 三月紹介の以下ピアノトリオ

『ノラ・ジョーンズ』の魅力①

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Barry Harris Workshop (New)

Dr. Barry Harris (故)のワークショップが長年彼のメソッドを学んで来た方達により、リアルではパンデミック前2020年3月初旬以来で再開されました。 所々、バリー先生の動画を見せながら、内容は全くバリー先生が教えていた内容によりました。 これはピアノの周りに集まって、いつもクラスの前半にやっていた、2つの全音階(男と女に例えられて)が家族を作る!という説明でやっていました。 ここは、NYのユニオンスクエア付近のニュー・スクールの1階にあるステージエリア「ザ・

台湾の10月は、ジャズフェスティバル

僕のノートではあまり宣伝の様なことはやらないのですが、10月に台中と台北でジャズフェスティバルが行われることは、日本人向けのニュースであまり紹介されていないので、ここに情報をまとめておきます。 台中爵士音樂節 台中のジャズフェスティバルは、台中市の4つの会場で10月13日から22日まで開かれます。メインステージは台中市民広場、その他に臺中鐵道驛文化園區、富興工廠1962、臺中市役所の3カ所で行われます。 メインステージでは毎日19:00から21:30まで2ステージずつ、

オールスターチームPOLYPLUS、遂に "中洲ジャズ" に初登場。中洲を沸かす楽器の力。

まずはこちらの動画をご覧ください。 POLYPLUSとして、初めての福岡『中洲ジャズ』出演でした! メンバー各々のバンド(JABBERLOOP、fox capture plan、Neighbors Complain、Calmera)では、出演経験のあった、福岡のナイスビッグイベント。 遂に、この、オールスターチームで、中洲ジャズのステージに。結果、見ての通りの、大沸かせ。多くを語るよりも、この動画で、ぜんぶ伝わる気がしたので。 というわけで、POLYPLUSとしても、

ギャングが選んだ禁酒法時代のBGM

今回は、音楽と酒とギャングの話。 「Jazz」という言葉は、最初は「jass」とつづられていた。 「jass」は性行為を表すスラングだったらしく、女郎屋のことを Jass House と言ったりもしたそう。アメリカ史上唯一の公娼制度は、ニューオリンズで60年間続いたもの。 フランス語の「jaser」(元気をつけるという意味)からきたという説がある。現在の辞書には「jass」という言葉はない。 ニューオリンズはジャズ発祥の地。 アルファベットで見るとわかりやすいだろう

お客様インタビュー・原朋直さん(ジャズトランぺッター)完結編その1「アートの本質」

昨年から数回にわたってインタビューさせて頂いた原朋直さんですが、 最後にぜひ伝えておきたい大切がことがある! とのことで、改めてありまさにてお話を伺いました。 聞き手は店主と女将、日本を代表するジャズトランぺッターが蕎麦屋でアートを語るという謎の企画、ついに完結です。 ☆☆☆☆☆ 原 これまでいろいろと話をさせてもらって、生い立ちとか、芸術についてとか… だけどわりと初歩的というか、分かりやすい誰にでも当てはまる話をしてきたわけです。 今回はもう少し踏み込んだ本質的な

お客様インタビュー・原朋直さん(ジャズトランぺッター)その1「トランペット沼」

原朋直さんは言わずと知れた日本を代表するジャズ トランぺッターです。 私は2008年くらいからジャズ好きな夫に連れられてジャズライブによくいっており、ありまさの開店以前から原さんの演奏を聴いて、心から尊敬していました。 後日原さんのパートナーだと知るクラリネット・サックス奏者の小森慶子さんのかっこよさにも感銘を受けていました。 ですのでありまさのお客様としてお二人が来店下さったときは、本当に感激したものです。 カウンター越しにいろいろとお話を伺い、時には音楽スタジオでのアル

マイナー・ペンタトニック・スケールの攻略 基礎② | ギター指板上の演奏考察

ルールを設定することで、ギターの可能性は広がる さて、前回のペンタトニック・スケール基礎知識編から続きまして、今回はギターの指板上におけるペンタトニック・スケールの演奏性について考察を深めていきます。 弦に対する音数の制約演奏性を考慮した、より実践的な内容は2音・3音・4音の3グループ、練習やギターの指板の理解に特化した内容としては1音・5音の2グループの2カテゴリ化の理解が効果的です。 ではそれぞれのグループの傾向を観察していきましょう。 まずは演奏性に特化した3つ

【古本屋で】ロック・ギタリストのためのアメリカン・ルーツ・ギター集中講座【発見】

こんにちは! 仮免許です。 ギターを再開してから、もう一度手に入れたいと思っていた教則本を手に入れることができました🥳 リットーミュージック社から発行されていた、「ロック・ギタリストのためのアメリカン・ルーツ・ギター集中講座 イチからはじめるブルース/ジャズ/ロカビリー/カントリー」という本です。 「ロック・ギタリストのためのアメリカン・ルーツ・ギター集中講座」 出会い 突然ですが、あなたはどんな曲やジャンルが好きでギターを始めましたか? (モテたくてという動機は

超簡単!!ギターにおけるドロップ・コード・フォームの拡張方法

今回はこれまで解説してきましたドロップ・ヴォイシングの総まとめとして「コード・フォームを相対的に理解/暗記するための方法」をご紹介します。 改めてドロップ・ヴォイシングとは?ドロップ・ヴォイシングとは、和声を転回する法則の一つです。 今回の講座は、その法則性に着目しドロップ2からドロップ3やドロップ2&4に移行するちょっとした裏技的な感覚の講義となります。 それゆえに内容なとてもシンプルなので、最後までよろしくお願いします! 移行の基準はドロップ2・ヴォイシングはじめに

Workshops- The Barry Harris Institute of Jazz

こちらが、一般公開されたワークショップの情報です。ニューヨークの13丁目、5番街と6番街の間のニュースクールという大学の校舎の中のガラス張りの箱部屋、「The Stone」内で行われます! いくつか選ばれた日曜日の夜です。 支払いはクラス1回ごとだと$15 4回まとめてだと$40(1回$10でお得) 事前にオンラインで決済し、その記録を見せて入場します。こちらが最新情報です!↓こちらのリンクから申し込みが出来ます! The New School & the Barry Ha