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ミュージカル・オペラ 記事まとめ

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ミュージカルやオペラについて書かれた記事をまとめていく公式マガジンです!主にハッシュタグ「#ミュージカル」「#オペラ」が付けられている記事を自動で追加し、紹介していきます。
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#歌

音楽史17『近代音楽の誕生』

 「近代音楽」とはクラシックの流れを汲む20世紀初頭の音楽の事で、音楽理論が一気に制約から解き放たれることとなり、また、この時代には当然、リヒャルト・シュトラウスやマーラーなどといった後期ロマン派の巨匠作曲家達も活動を続けていた。  19世紀後期のフランスの作曲家クロード・ドビュッシーは西洋とは全く異なる体系のインドネシアの「ガムラン音楽」に影響を受け、その後にワグネリアンに限界を覚え、大詩人マラルメのサロンの下で様々な技法を試み、管弦楽曲の『海』『夜想曲』『牧神の午後への

ミュージカルの稽古ピアノのはなし【前編】:ゲスト 宇賀村直佳さん

 ミュージカルに関わる方々に、これまでの歩みや仕事について伺う長編インタビュー企画『Into the Musical』。Vol.1のゲストは稽古ピアニストの宇賀村直佳さんです。  ミュージカルの作品づくりにおいて重要な役割を担う稽古ピアノ。しかし、稽古場がメインのポジションだけに、その仕事振りが観客の目に触れる機会はそれほど多くはありません。そこで、Vol.1−3では稽古ピアノの具体的な仕事内容についてさまざまな角度から迫っていきます。 【前後の記事へ】 ・1−4 ミュー

なとりアートキャラバン「エスポワール・フォレが歌う懐かしのメロディー~あの頃の青春を歌声にのせて~」に出演致しました!

2月25日(日)相互台公民館にて開催されました、なとりアートキャラバン「エスポワール・フォレが歌う懐かしのメロディー~あの頃の青春を歌声にのせて~」に出演致しました! 前日から雨の予報が出ていましたが、メンバーの願いが通じたのか、はたまた作ったてるてる坊主の効果か☺️、開場時間までは日差しもあり、ほっとしながら開演を迎えました。 寒さを吹き飛ばす勢いで水前寺清子さんの「三百六十五歩のマーチ」で元気に登場。そのまま和田アキ子さんの「あの鐘を鳴らすのはあなた」を、能登半島地震で被

ジーン・ケリー、 スタンリー・ドーネン監督 『雨に唄えば』 : ミュージカル映画ナンバー1作品

映画評:ジーン・ケリー、スタンリー・ドーネン監督『雨に唄えば』(1952年・アメリカ映画) まあ、とにかくスゴイ傑作である。まだ見ていない人には、「とにかく見ろ!」と言いたい。 特に映画ファンでなかった私でも、本作主題歌の「雨に唄えば」は知っていたし、主演のジーン・ケリーが、雨の鋪道をこの歌を歌いながら踊るシーンはくらいは知っていた。 なんで知っていたのかというと、この曲は、昔からよく日本のテレビコマーシャルに使われたし、このダンスシーンのパロディやモノマネも、幼い頃にテ

ヴィクトリア・クレアさん(第72回優勝) インタビューVol.13

 動画審査を勝ち抜いた出演者がステージに立ち、観客審査によって優勝者が決まるミュージカルオーディションショー、スマッシュキャバレー。  2023年12月21日。年内最後のショーは大盛況の熱気あふれるステージとなった。今回はそんな第72回スマッシュキャバレーで優勝に輝いたヴィクトリア・クレアさんにお話を伺った。 ◾️Victoria Clare(ヴィクトリア・クレア) アメリカのメリーランド州出身。2021年夏に来日し、現在は福生市在住。日米で数々のミュージカルに出演。イン

【障がい者×アート】市川のアート作りに一緒に参加しませんか??~いちかわシンポジウムに行ってきました~

こんにちはこあらです!! 2023年7月2日(日)に市川市文化会館地下ホールにていちかわのシンポジウムが行われました。シンポジウムとは、 聴衆を集め、あるテーマについて何人かが意見を述べ、参加者と質疑応答を行う形式の討論会のことだそうです。シンポジウムだけではなく、市川市民ミュージカルから派生した団体の公演も行われました!!さまざまな形のアートが私たちの生活にどのように関わっているのかご覧ください!! いちかわ市民ミュージカルに関しての記事はコチラ↓↓ 本日のタイムテー

【告知】島田荘司『盲剣楼奇譚』出版記念パーティーに出演します

◆『盲剣楼奇譚』出版記念パーティー 先日文庫解説を担当した、島田荘司『盲剣楼奇譚』(文春文庫)出版記念パーティーに、本業であるマジシャンとして参加することになりました。 ◆日時:2023年9月25日(月曜) 受付開始:18:15〜 ※受付後、島田荘司先生のサイン会がございます。 (各自『盲剣楼奇譚』をご持参ください) 乾杯:19:00〜 (21:00 終了予定) ◆会場:日比谷松本楼 〒100-0012 東京都千代田区日比谷公園1-2 Tel : 03-3503-1

ALWAYS with you.【しまさんの読むラジオ】

5月のGW明けに始まった、ミュージカル創りのプログラム「A COMMON BEAT」(以下、コモンビート)が、8月19日・20日の公演をもって、終了しました〜! 公演を見に来てくださった方、本当にありがとうございました。なんとなんと3公演で3,000人にご観覧頂けたとお聞きしてます! さて、このミュージカルプログラムを通して、本当に心強い仲間たちに支えられたな、と感じました。 というのも、僕がいたチームは「至高」だと思ってるので、何がどう「至高」なのか、を語りたくなった

成川諒さん、黒川桃花さん(第64回優勝)インタビュー Vol.8-2

 前回に引き続き、ミュージカルオーディションショー・第64回スマッシュキャバレーで優勝したデュオ、成川諒さん、黒川桃花さんさんのインタビューをお届けする。 ★前編はこちら(スマッシュキャバレー編Vol.8−1) 5 高校の実技係を通して深まった絆「“絶対2人で出ようね”って話して、応募しました」  高校では同級生として机を並べていた成川さんと黒川さんだが、実は、出会いは入学前のミュージカル公演だったそうだ。 黒川 『冒険者たち』という舞台で、違う組でしたが、同じタイミ

黒川桃花さん、成川諒さん(第64回優勝)インタビュー Vol.8-1

 動画審査を勝ち抜いた出演者がパフォーマンスを行い、観客審査によって優勝者が決まるコンペティション形式のミュージカルオーディションショー、スマッシュキャバレー。  2023年3月24日。第64回のショーが開催された。  テーマはフリー。思い思いの表現でステージを彩る出演者たちに、客席からは大きな拍手が送られていた。そして、見事、優勝を手にしたのは、黒川桃花さん、成川諒さん(デュオ)だ。今回は、高校の同級生で、色々な舞台で共演してきたというお二人にお話を伺った。  今回はそ

アナ・ヴァーベックさん(第63回優勝)インタビュー Vol.7-2

 前回に引き続き、ミュージカルオーディションショー・第63回スマッシュキャバレーで優勝したドイツ出身のアナ・ヴァーベックさんのインタビューをお届けする。 ★前編はこちら(スマッシュキャバレー編Vol.7−1) 2:優勝だけでなく、関わっている方々に出会えたことも嬉しかったです「助け合うことはとても大切ですよね!」 ー スマッシュキャバレーに初参加された感想をお聞かせいただけますか? 「このショーはコンペディションではありますが、皆を楽しませるためのショーだと聞いていま

団内公演2023 指導陣・スタッフ紹介【歌唱指導編】

今回は【歌唱指導】さんの紹介になります! 【歌唱指導】はキャストのソロ、コーラスの音取りから表現まで、指導する役職です。 通しの歌唱のFBも行います。 本公演ではプロの指導陣の方が歌唱指導をしてくださるのですが、団員は歌唱指導の方をサポートする【歌唱指導補佐】という役職もあります。 歌うことが好き、音楽が好き!という新入生の方はぜひぜひ挑戦してみてくださいね。 団内公演では 上級生ナンバー 19期 長嶋みなみさん 19期 時任瑞季さん 新入生ナンバー 20期 安達心愛

団内公演2023 指導陣・スタッフ紹介【ナンバー助手編】

今回は【ナンバー助手】の紹介です♪ 【ナンバー助手】は稽古場のまとめ役です。稽古場のスケジュールを管理したり、稽古場の開錠もナンバー助手が行います。 【早稲田祭】【団内公演】【その他オリジナル公演】などではナンバー助手が活躍します! 他にも、本公演や新歓公演では稽古場のまとめ役、企画さんと指導陣さんの懸け橋となる役割の【演出助手】があります。とても責任重大な立場ですが、稽古場に深く関わりたい方にはやりがいのあるおすすめの役職です! 演出助手を経験された指導陣・スタッフの方

入江うりさん(第62回優勝)インタビュー Vol.6-1

 動画審査を勝ち抜いた出演者がパフォーマンスを行い、観客審査によって優勝者が決まるコンペティション形式のミュージカルオーディションショー、スマッシュキャバレー。  1月13日、2023年初のショーが行われた。選曲テーマがフリーの中、偶然にも同じ曲を選んだ出演者が多く見られたが、そこは個性的なパフォーマーが集まるショーだけあって、各人が異なる表現で自らの世界を作り上げ、より刺激的なステージが展開されていた。  そのような中、3回目の挑戦で優勝を勝ち取った入江うりさんにお話を伺っ