【SQL】left/ right関数の使い方を例文を用いて解説（練習問題あり）

left / right関数は文字列を右、または左から切り取ることを可能にする関数です。
そんなleft / right関数を、初心者でも理解しやすいよう、例題を用いて、徹底解説していきます。

left/ right関数の基本構文

left/ right関数は以下の構文を使うことで指定した文字数を抜き出せる。

SELECT
　left (カラム, 抜き出したい文字数) 
FROM
　テーブル
または
SELECT
　right (カラム, 抜き出したい文字数) 
FROM　
　テーブル

以下、例題を紹介していく。
例題では、下のテーブルを用いていく。

例題テーブル

上の図で、「時間カラムを月に直したい」場合、

SELECT
　left (時間 ,7) as month,
　*
FROM
　ユーザーアクション

とクエリーを書く。結果は以下のように返ってくる。

left/ right関数の練習問題

練習問題を通じて、実践的にleft/ right関数の用法を理解していく。

練習問題 : 「月別」ユーザー数を抜き出しなさい。

今回は、group by を用いたleft/ right関数の練習問題を解いていく。

group by の復習はこちらから👇

回答は以下である。

SELECT
　left ( 時間,7 ) as month,
　count(distinct user_id) as total
FROM
　ユーザーアクション
group by
　month

結果は以下のように抽出される。

最後に自己紹介

はじめまして、ニューズピックス(https://newspicks.com/)でマーケターをしている平野佑樹です。
普段は、JobPicksというジョブ型キャリアを支援するWebサービス(https://job.newspicks.com/)を運営しており、

• SQLやGoogle Analyticsを用いた分析

• TwitterをはじめとしたSNS運用（TikTok動画にも挑戦予定）

• メールマガジン運用

• Google Optimizeなどを用いたA/Bテスト

• Search Consoleを用いてコンテンツSEOや開発に関わるSEO施策

など、業務を担当しています。
マーケターの業務を後押しするtipsをnoteにて発信しております。
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