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学校の校則・ルール 記事まとめ

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学校の校則やルールづくりにまつわるアイデアやレポート、エッセイなどをまとめるnote公式マガジンです。
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#ブラック校則

生徒による学校自治を民主主義の学校にしたい

高校生の頃、私を含めほとんどの生徒が校則に不満だけ言って誰かが変えてくれるのを待っている、もしくはもうあきらめている、そういう態度だった。そして、学校を出た後も会社や国の政策に対して同じような態度をとっている。 働き方や政治に関する国際比較を見てみると、日本の不満だけど何もしないという特徴が数字に表れている。じゃあ、どうしたらいいのか、その問いへの答えがなかなか見つからなかった。 そんな中、#みらいの校則という企画のおかげで、自分の学校の校則を良くしようと活動する学生達を

みらいの校則についてすごくよく考えてみた。

新しい時代の学校のみらいの校則として相応しいことはただ一つ「がんばりを認めよう」であると私は考えている。 どうしてそう考えるに至ったか、経験をもとに書いていきたい。 私は苦手なことが多かった。運動すること、絵を描くこと、物を作ること、字を書くことなどが不得意といえるレベルを超えてできなかった。 苦手なことについて努力をしなかったわけではない。一生懸命に逆上がりの練習をしてもやはりできないのではあるが、体育教師からは「やる気がないからできない」と否定された。 たぶん逆上

中高6年間、校則に従順だった私が思うこと

こんにちは。noteってお題を募集して投稿を活性化させる機能があったんですね。そこで #みらいの校則 について語ってみます。私は中高6年間、私立の女子校に通っておりましたが、校則はめちゃ厳しかったです。スカート丈は膝下、靴下は紺か白でもちろん指定、メインバッグもサブバッグもすべて指定。髪の毛も肩に付いたら結ぶ。ピアスネイルは当然だめ。茶色の髪色の人は、髪色届けを提出する。・・・・ 列挙するだけでこんなに厳しかったか。と思うほど。当時は若干の息苦しさを抱えていましたが、現在の

アオハルと夏、社会と校則

皆さんごきげんよう、ぱんだるまです。 最近noteを眺めていて気になったトピックだったので、気軽さだけを頼りに書いてみることにしました。なかなか長くなってしまいましたが、あまり重く考えずに軽ーく読んでみてくださるとうれしいです。 さて、最初に「校則」の2文字を見て頭に浮かんだのは、以前友達と見に行った『ブラック校則』という映画でした。ストーリーをだいぶざっくりとまとめると、高校生の男の子が、偶然出会った同じ学校の女の子に興味を持ち、その子を苦しめている校則を変えるべく友達

「みらいの校則」①どのような目的で、どのような校則を目指すべきか?

カタリバ「みんなのルールメイキングプロジェクト」NPO法人カタリバが、「みんなのルールメイキングプロジェクト」という活動をしています。 「みんなのルールメイキングプロジェクト」は、経済産業省「未来の教室」実証事業にも採択されています。生徒が主体となって、周囲と対話しながら自分たちの学校の校則を見直すもので、カタリバが2019年から取り組んできました。2021年度は全国11の中学・高校が実証事業校として取り組みに参加、7月からは100校のアソシエイト校の募集を開始しています。