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コミュニケーションデザイン知見まとめ

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コミュニケーションデザイン・イラスト・リブランディングなどの知見をまとめていくマガジンです。noteではプロダクトデザイナーを募集しています→https://open.talen… もっと読む
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#デザイナー

ヒアリングを超えていく、デザインの初期対応

ヒアリングに行くのではない。最初から価値を与えること。これは、プロジェクトの初期対応でデザイナーが取るべき基本的な態度です。 今回のテーマは、デザインの初期対応。その効果的な動き方を紹介します。 デザインプロジェクトのスタートは、他者から依頼を受ける場合と、デザイナー側から提案を始める場合の2つのパターンがありますが、今回はそのうちの「デザイナーが依頼を受けるパターン」について。 初期対応の時点で、デザインの成果の半分は決まってしまいます。それくらい重要なものですが、な

「コミュニケーションデザイナーの現在地〜タイミー×Gaudiy×コンセントのデザイナー5名が語る」イベントを開催しました

こんにちは、コンセントの金井です。 先日、株式会社タイミーさん・株式会社Gaudiyさんとの共催で、コミュニケーションデザイナーの今について考えるイベント「コミュニケーションデザイナーの現在地〜タイミー×Gaudiy×コンセントのデザイナー5名が語る」を、コンセント本社オフィスにて開催しました。 このイベントは、「デザインに向き合う人々が自由に語り合う場をつくりたい」という目的で、コンセントが新たに立ち上げたデザイナー交流会「DESIGN HALFWAY」の企画第一弾とな

これで翻弄されない!デザインフィードバックを成功に導く6つのヒント

はじめまして。 株式会社Rabeeのtotoです🐝 デザイン・EC・マーケティングでの職務経験から得た、働きやすさに繋がるヒントをnoteに記していきたいと思います。 本日はデザインフィードバックを成功に導くための6つのヒントについてお伝えします! お時間の無い方は「チェックリスト」だけでもサクッと目を通してみてください✅ デザイナーの皆さま。 クライアントのフィードバックを受ける際、どのような準備をしていますか? 恥ずかしながら、私がデザイナー駆け出しの頃は「フィー

コミュニケーションデザイナーを定義してみた

Ubieのコミュニケーションデザイナーとは私は、コミュニケーションデザイナーとしてUbie に入社しました。 コミュニケーションデザイナーって、なんなんでしょうか。 感覚値でいうと、コミュニケーションデザイナーが採用などで扱われ始めたのはここ10年未満くらいかと思います。デザイナーといえばCGデザイナーなどのイメージが強く、どちらかといえばUI/UXデザイナーなどの誕生とともに、それ以外のデザイナーと区分するために生まれ認知されてきたのではないか?、という気がしています。

デザイナーの働き方を考える | ビジネスの言葉の向こうにある生々しい課題とデザインにできること

デザイナーを取り巻く環境は日々変化し、働き方の選択肢も増えています。その中で、自身の働き方や今後のキャリアに迷いや不安を感じている方も多いことでしょう。社外識者の方とSmartHRの対談を通じて、これからのデザイナーの働き方を考える企画。今回は、企業と伴走し、活動を支えるデザイン会社・株式会社コンセントの大﨑優さんにお話を聞きました。 組織デザインにまつわる課題感関口裕(以下、関口):まずは簡単にそれぞれの自己紹介を。 大﨑優(以下:大﨑):私は株式会社コンセントというデ

コミュニケーションデザイナーにロゴデザインの手法を紐解いてもらった話 【ゆるくないようでかなりゆるいデザイナー勉強会 Vol.2】

こんにちは!プレイドのデザインチームのなんでも屋さん ayacchi ( @222078 ) です 🙌🏻 ゆるくないようでかなりゆるい デザイナー勉強会 、久々の記事公開です。 ナレッジシェア自体はチーム内でかなりリズムづくりが進み、直近は週1ペースで会を開けていたりするので、アウトプット化についても力を入れ直して行きたい所存です 💪🏻 この勉強会について 今回は、コミュニケーション領域のデザイン全般を担っている maomao に、ロゴデザインの手法を紐解いてもらう「ロ

初めてのコンビニポップデザイン奮闘記。小さな世界に詰め込んだ想い。

こんにちは!GREEN SPOON コミュニケーションデザイナーのちゃんあか(@akairo1996)です。 GREEN SPOONに入社して2年が経ちました。普段は、お客さまがサービスをたのしく使いつづけられる体験づくりを企画〜デザインまで一貫して担当しています。 先日4月2日より、全国のファミリーマートで1日分の野菜/フルーツが摂れるスムージー2種を数量限定で発売しました! 日常生活の中でより多くの人がGREEN SPOONと出会える瞬間が増え、身近なところで手にと

イラストシステム開発のススメ。実写アイコントレンドに抗うITクリエイター日記

こんにちは、@shosomin です。 普段はIT企業にデザイナーとして所属しながら、美術大学の社会人大学院生をしています。 先日、同業のクリエイター @en. と共同で、『SoMe Friends』というイラストシステムをリリースしました。 このサービスがリリースされるまでの軌跡と、実際にイラストシステムを開発した際のポイントをまとめます。 1.すべての始まり:X(旧Twitter)のアイコンに、自分の写真を使いたくない発端は、親身な同僚の一言でした。 アドバイスに感

デザインチームの生産性を向上させるクリエイティブ量産体制の構築 【金沢出張】

こんにちは、RAKSULのデザイナー佐竹です。 早速ですが今回は、現在私が担当しているダンボールワン事業のプロジェクト内で実施した、クリエイティブ量産体制の構築についてお話ししたいと思います。 クリエイティブ量産体制構築の背景 そもそも量産体制の構築が必要になった背景はというと、ダンボールワンのプロジェクト内で、顧客セグメントごとに最適化した訴求を行う施策を実施するにあたり、短期間でのバナー量産が必要になったためです。 具体的には、顧客情報から取扱商品を割り出し「〇〇向

デザイナーは「営業」をどう考えるか

「営業」という言葉が好きなデザイナーは少ない。 ひとつは単純な誤解です。「営業さん」はビジネススーツを身にまとい、お客様に頭を下げて何かを売る人。デザイナーは何かをつくり出す一方、「営業さん」は何もつくらない。そんな、古典的かつステレオタイプな「営業さん」像にまどわされて、本質が身に入ってこない。興味がわかない。自分とは関係ないものだと思ってしまう。 デザイナーからは「私は人見知りなので、営業みたいなことはできない」とキッパリと言われたこともあります。「数字が苦手だからデ

「誰もがつかえる」を目指す、noteのイラストシステム設計の裏側

2024年3月13日に開催されたFigma Japan2周年記念イベントTHE WAYS WE WORKに登壇しました。本記事は「誰でもつかえる」を目指す、noteのイラストシステム設計の裏側」というテーマでお話させていただいた内容です。 noteのイラストシステム「JOY」とは?2024年3月13日、noteのイラストシステム『JOY』を発表いたしました。 この「JOY」という名称には、誰もが楽しく、楽にイラストを作成できるように、という想いが込められています。 イラ

Slackワークフローで効率化するデザイン制作プロセス

こんにちは、noteのコミュニケーションデザインチームで働いているデザイナーのiguchiです。組織が変更され、noteのプロダクト以外のビジュアルデザインやブランディング面を担当していたメンバーが「コミュニケーションデザイン」いわゆる「コムデ」というチームで本格的に動き始めたのは最近です。チームはCDO、イラストレーター1人、デザイナー1人の3人で構成されています。 少人数体制デザインチームの生産性を高める、自動化ワークフロー インハウスデザインチームは、社内ならではの

成長のために「デザイン中毒」を手なづける

デザインの作業は楽しい。あっという間に過ぎていく。1時間、1日、1週間、1ヶ月、1年。そして、10年がいつの間にか過ぎている。 私のキャリアの最初の約10年は、ビジュアルコミュニケーションのデザイナーでした。その10年間ずっと、時間を忘れる「フロー状態」にあったように思います。 楽しかったのと同時に、時間の使い方としては後悔もしています。約10年間、目の前のデザインの仕事だけに没頭したので、30歳をすぎてもいわゆる「ビジネス」の知識や感覚に乏しかった。目の前のデザインのみ

「体験」を意識して、グラフィックデザインの可能性が広がった

「マネーフォワード デザインアドベントカレンダー2023」、18日目はCI推進室 BXデザインチームのてらおがお送りします。 グラフィックデザイナーとしてキャリアを重ねたのち、マネーフォワードに入社してついに3年目!Brand Experienceを冠したBXデザイナーとして活動し続けて、今では当たり前の様に"体験"を意識してグラフィックデザインと向き合っています。 マネーフォワードで自分や仲間が今まで取り組んできたプロジェクトを振り返ってみると ”グラフィックデザイン