【読書】「ロンリの授業 論理的ってこういうことだったのか!」NHK『ロンリのちから』制作班(著), 野矢 茂樹(監修)
前回読んだ「それゆけ!論理さん」よりもやさしい内容。
“「意見」+「根拠」=伝わる話し方の大原則”や“推測を事実のように断定していないか”など一見当たり前のことが書かれているが、意外にもできていない大人はたくさんいる。つまり、基本的であるが容易ではないということ。
本書の最終章は、「異なる意見を尊重する」をテーマにしている。ここでは相手の意見に「同調」することと「尊重」することの違いに触れつつ、相手との共通理解にたどり着くことを目指す。
冒頭で述べたとおり、内容はやさしく小学生にも理解できるものだが、大人も論理のちからを再認識したり、新たな気づきが得られるはずだ。
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