見出し画像

【読書】「仮説思考」内田 和成(著)

多くのビジネスパーソンは、情報は多ければ多いほど、よい意思決定、間違いのない意思決定ができると信じている。そうであるがゆえに、できるだけ多くの情報を集めてから物事の本質を見極め、さらに、そこで明らかになった問題に答えを出すために、また必要な情報を集める、という作業を繰り返す。

仮説思考とは、物事を答えから考えること。たとえ情報が不十分だったり、分析が進んでいない段階でも、「自分なりの答え」を先に持つ考え方を言う。なぜそれが必要なのか。それは多くのビジネスパーソンが日々問題解決に迫られているからだ。


問題解決は、ただ情報だけを集めて達成されるものではない。そこには必ず実行が伴う。事実、正確な解決策を求めるあまり、情報収集ばかりに奔走し、結局時間だけが過ぎるということが多いのではないだろうか。

今後、多くのビジネスパーソンが仮説思考を身につけることで、仕事の効率が高まることは間違いない。そうなると、さらに仕事が楽しくなるだろう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?