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【読書】「1冊のノートが「あなたの言葉」を育てる」川上 徹也(著)

言葉ついて、一度でも考えたことがあるだろうか。
私たちは毎日当たり前のように言葉を使っている。いや実際は、使えていると思い込んでいる。なぜなら、言葉そのものについて考える人など、ごくわずかしかいないからだ。


言葉そのものについて考えたことがないのに、どうして言葉が使えようか。一見言葉を使えているように見えるけれども、実際は無知な自分がいるだけにすぎない。そんな大事な、私たちが生きていくうえでなくてはならないものを、わたしもこれまで考えてこなかった。これはなんと残念なことだろう。けれども、それにもようやく気づきはじめた。


この本は、タイトル買いだった。本を手に取ると、言葉を育てるとは、自分を育てることと同意に思えた。自分を育てるとは、自分の「おもい」を成熟させることだ。そのためには、おもいのタネに経験という養分あたえ、世話をし、花が咲くのをただ待つしかない。

途方もないことだが、そのことに自分の人生を費やしてみたいと思った。

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