焼きそばと白ごはんの美学
今日はある試みをやってます。
とある理由で。朝も昼もご飯食べれず。この状態で食べものの記事を書いたらどうなるのか(笑)
こんなときに思いつくお題は炭水化物オンパレードしかないようです。
焼きそば定食
関西ではポピュラーですが関東では白い目でみられるという焼きそば定食。言葉の通り、焼きそばと白ご飯、そして味噌汁がついて定食になってることが多い。
栄養学的に言えばオール炭水化物。焼きそば定食はありえへん派の人たちが言う表現ですね。
確かに炭水化物ですが、焼きそばと白ごはんは関西人にとっては切り離せないものなんです。
まずはビジュを提示。👇のようなヤツです。
焼きそばとは何か
わかりきってること聞くな⁉️と言われそうですがあえてこの見出し。
焼きそばとはなんですかね?おそらくほとんどの人は肉や野菜と一緒に炒めた麺だと思います。
が、大阪人にとってはちょっと認識が違います。大阪人にとっての焼きそばは、
炒めたソース なんですね😅。そこに麺は入っていない。いや入っていたとしてもさほど重要ではない。
ソースだから白ごはん
おいしい焼きそばを食べたとき大阪人は何を褒めると思いますか?
この焼きそばおいしいね!とは言いません。
このソースおいしいね!どこのやつ? です(笑)
それくらいソースが命、のはずなんですが、巷のお店屋さんはソースにこだわってるところが少ないのが残念な現実。広島のお好み焼き文化の中でいろんなソースが編み出されているのをとても羨ましく感じます。
要するに焼きソースを食べてるので、一緒に白ごはんを食べるという感覚なんですね。その付け合わせに、麺や肉や野菜などがある。だから使ってるソースがおいしい店はほぼ確実に流行るわけです。
味噌汁のブリッジ感が最高
ご飯と焼きそばをつなぐ味噌汁も超重要なアイテムです。
前の記事で味覚のブリッジを書きましたが、まさに焼きそばと白ごはんのつなぎ役を果たしてくれる味噌汁。この味噌汁がいい出汁が使われた香り豊かなものであったとき、あ〜ここの店で焼きそば定食食べれてよかった〜、となるわけです。
味噌汁が美味しい定食屋も確実にリピーターが増えます。
文化としての焼きそばと白ごはん
焼きそば定食は大阪文化のひとつとして君臨しているのではないかなぁとさえ思います。
関西圏とまでは言い過ぎか😅もしれませんが、焼きソースを食べている認識からすれば、白ごはんはもう美学の世界。切っても切れない、お互いが高め合うことで口の中をしあわせいっぱいにしてくれる。
焼きそばと白ごはんはそんな存在です。
お腹空き過ぎると熱い文章になる傾向がわかったこの辺で、今回の作文はとめておきます。
食べたくなった方、ぜひ焼きそば定食、試してみてください。ソースですよ。塩ではなかなか幸せにはなれませんので。