伝える・伝わるということ
『言ったはずなのに伝わっていなかった。。。』
『言われたけど忘れていた。。。』
こんなことが原因で普段の生活の中でコミュニケーションがうまく取れなかった結果、相手とのすれ違いやトラブルを経験した人は多いと思います。
難しいと言われてるコミュニケーションのコツをいくつかメモ。
●伝えるということ
伝えることはコミュニケーションで最初に行う大切なこと。自分以外の人との全ての始まり。
■丁寧な言葉を使う(言葉を省略しない)
・主語や述語・目的語を省略せず、伝えたい事を丁寧に言葉で並べる
・丁寧に言葉を使うと、相手が理解できるまでの時間を短くすることができる
・相手が理解できるまでの時間が短くできれば、相手の記憶に残ってうまく伝わることにつながる
・だからうまく伝えることができるようになるには、丁寧な言葉で伝える
■話す相手をよく知ろうとする
・日本人が他人に何かを伝える手段は日本語
・しかし日本語を読み書きできるだけでは伝わらない
・伝えるには相手に伝わる日本語を選ばないといけない
・相手に伝わる日本語を選ぶには相手が理解できる言葉が何か?を知る必要がある
・つまり相手をよく知らないと相手が理解できる言葉がわからない
・だから伝えることができるようになるには、相手をよく知ろうとすること
●伝わるということ
実は伝わる側(伝えられる側)にもコツがある。
■伝えようとしてる人の努力を邪魔しない
・相手が言おうとしていることを推測せず、まず言葉そのままで受け取る
・そしてその内容について不明な点は質問し、でも質問は最小限にする
・つまり話す相手の話そうとしている努力をこちらの質問で邪魔せず、相手に「伝えることに集中させてあげる」ことができれば伝わる人になれる
・だからうまく伝わる人になるには、伝えようとしてる人にまず耳を傾ける
■伝えようとしている内容に自分の考えを重ねない
・相手が伝えようとしている内容を全部聞く前に自分で解釈(思い込み)しない
・うまく伝わらない最初の原因は「伝えられる側の思い込み」からはじまるので、思い込みは禁物
・相手が伝えようとしてる内容のまま理解できれば、きちんと伝わる人になれる
●コミュニケーションの正体?
社会に出たらコミュニケーションの力はとても大切になりますね。ビジネス書・自己啓発本?にはかなりの割合でこれが書かれてるんじゃないでしょうか。
でも学校時代にコミュニケーションの取り方なんて教えてくれることはないですね。
自称コミュニケーション得意だという人によれば「誰でもわかるように説明すればいける!」とか言われるけど、誰にでもわかるような説明なんてできないです。
今だに誰にでもわかる言葉なんてわからないので、そんなものはないのでしょう。
ただ一つ言えるのは、コミュニケーションの正体って、相手にどれだけ関心をもてるか?だと思います。
好きな人や気になる人がいたら、話したい・近づきたい・仲良くなりたいと思うから、自発的にコミュケーションを取れる。
反対に、苦手な人・嫌いな人には自発的にコミュニケーションを取らないので、そういう人たちとはトラブルが起きやすくなる。
コミュニケーションと取るのが上手い人のまわりにはトラブルが少ないのも事実。
そしてコミュニケーションを取るのがうまくなれる人というのは、
「相手に対して好き・嫌い関係なく自分から関心を持てるようになり、自発的に発言・行動することに前向きになれる人」
には間違いありません。
個人として得手不得手はあると思うけど、1人でも多く上手にコミュニケーションが取れる人が増えたらいいな。
と、自戒も込めて書いておこう。
学生さん、社会人のルーキーさん、自分が知らない世界に踏み込もうとしてる勇気ある人、みなさんに何かのお役に立てれば。。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?