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どんな美人もうんこする


タイトルはアレですが、学生時代のある飲み会での恩師の教訓の話です。

このタイトル聞いたときはなんの話やと思いましたが、聞いてみると確かにその内容は。。。

気弱な男子学生が憧れる超絶美人の女性がいました。

彼は学校でいつも美人女性を見つめていて『好きです』と告白したいと思っていましたが、なかなかその勇気が出ませんでした。

彼は取り巻きの友達に『はよ言えや〜』『だらしないやっちゃな』とからかわれて歯痒い思いをしつつも、友達たちは彼の相談に幾度となく乗ってあげていました。

ある日彼は意を決して美人女性を河原に呼び出して告白しました。友達たちは少し離れたところから彼の告白を見守っていました。

遠目に見る彼と美人女性のしばらくのやり取り。

彼女がその場を去って行き、友達たちはすぐさま彼のもとに駆け寄って『どやった?』と聞き立てました。

『あかん。。。砕け散った。。。』

友達は落ち込んだ彼をなぐさめ、その日はみんなでやけ酒を搔っ食らいましたが、彼の心は晴れませんでした。

次の日。

彼は学校でうんこをしようとトイレの個室に入ってると隣室に誰かが入ってきました。

当時のトイレは男女共同で個室の便器の下が一本の溝で繋がっており、上流から水が流れていて、うんこが溜め部分に流れ落ちる仕組みでした。

彼が用を足していると隣室からどでかいうんこが流れてきました💩。彼はその大きさに目を丸くしてびっくりしましたが、個室を出てもっとびっくりしました。

なんと隣室に入っていたのは昨日告白して振られた美人女性。彼は美人女性と顔を合わし、美人女性は恥ずかしそうに立ち去りました。

そのとき彼は思いました。

『そうだ。。どんな美人もうんこする。。。』

大学の恩師の話より

彼は美人女性を『自分には手の届かない存在』『別世界の人』のように捉えてたのです。そんな美人女性がトイレ個室で大きなうんこ💩をしていた。。。

彼はこう悟りました。

・美人女性もただの人間👩
・あんなに大好きな彼女もうんこする💩
・好きだと思ってた人はただの人間👤
・だったら美人女性なんてたくさんいるはず!❤️
・クヨクヨしてても仕方ない!💪
・次の美人女性を探すぞ!👰‍♀️

なかなか変わった視点ですが的は得ていたようで、どんな美人女性もうんこする、は色めきたっている自分を律する一つのキーワードになるようです。

そしてこれはあとで気づいたのですが、このフレーズは美人女性に限りません。

どんな〇〇でもうんこする。

つまり、自分が憧れたり尊敬したり好意を抱いてる人は神様などではなく、自分と同じ人間、人間はうんこする。だからすごいと思ってても実は大したことないよ、それより自分と同じ人間なのだから気にし過ぎないこと!

ちなみにその彼は。。。恩師でした(笑)

自分の話だと言わずに話したからオチも完璧で、その場のみんなの記憶に残りました。さすが恩師。やるな。

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