見出し画像

第113回看護師国家試験解説(必修午前15問目)


厚生労働省

ウイルス性肝炎に関する問題ですね。
よくこの問題は見かけます。

ウイルス性肝炎とは?

ウイルス性肝炎は、A、B、C、D、E型などの肝炎ウイルスやEBウイルス、サイトメガロウイルス、単純ヘルペスウイルス、アデノウイルスなどの感染によって起こる肝臓の病気です。

●A型・E型肝炎ウイルス⇒主に食べ物を介して経口感染
●B型・C型・D型肝炎ウイルス⇒主に血液を介して感染

※B型、C型肝炎ウイルスについては、感染すると慢性の肝臓病を引き起こす原因ともなります。

肝炎になると、肝臓の細胞が壊れて、肝臓の働きが悪くなります。

【症状】倦怠感、食欲不振、吐き気、黄疸などの症状が出ることがありますが、全く症状が出ないことも少なくありません。

答え

答えは1のA型肝炎ウイルスです。

余談ですが…
肝炎に限ったことではありませんが
血液感染リスクのある感染症の患者さんの採血は特に緊張します。
私は念のため手袋を2重にしていました。


よろしければサポートをお願いします!いただいたサポートは今後の活動費や医療の最新情報収集のための教材購入のために使用させていただきます!