ラ・ロシェル山王

フレンチレストラン ラ・ロシェル山王です。 ラ・ロシェルでは、全国各地の生産者から取り…

ラ・ロシェル山王

フレンチレストラン ラ・ロシェル山王です。 ラ・ロシェルでは、全国各地の生産者から取り寄せるこだわりの食材を使用し、逸品料理に進化させます。 このぺージでは、生産者の想いや産地のことなどをお伝えしていきます。

最近の記事

長谷川熟成豚

日本でも有数の豪雪地である、青森県鰺ヶ沢。岩木山を望む高台に長谷川自然牧場があります。着いた早々、笑顔で迎えてくれた長谷川社長。 大柄で麦わら帽子が似合う、すこぶる明るくて、優しい人柄。 鶏は広い牧場で放し飼い、豚舎もきれいなので、匂いも全然しないです。 長谷川熟成豚の特徴は、「生きたまま熟成」。 通常、豚は6か月の肥育期間を経て出荷されますが、ここでは10か月まで伸ばすことで、極上の霜降り豚肉が出来、霜降りなのに、脂っぽさはなく、甘みとコクのある豚肉に仕上がる。 その秘密

    • タカミメロン・ユウカメロン/藤農園

      つがる市にある、藤農園は日本海まで3.5kmほど、真夏でも寒暖差のある地域に畑があります。案内をしていただいた、代表の長谷川さん。前職は東京で某大手建築会社の設計部にいたバリバリのサラリーマン。3年前に父親から営農を引き継ぎ、メロンやスイカを中心に野菜も作っています。 特有の黒養土と厳選した有機肥料堆肥、もみ殻を撒き、数回に渡り耕起してなじませる土づくりからこだわって栽培しています。 また、日本海からくる冷涼な風と丘の上にある為、日中の温暖気候により寒暖差が生まれ、ショ糖を

      • 龍飛岬マツカワ(マツカワガレイ)

        青森の左先端にある龍飛岬。すぐそこに肉眼で北海道が見えます。 青函トンネルで特急列車だったり、青森から連絡船で北海道に渡ってた、 まさに”津軽海峡冬景色”の情景が目の前に。 今は、北海道新幹線が開通し、陸路で北海道に行くことが出来る時代になりました。何気なくフェリーを調べると、なんと名前が”はやぶさ号”。 偶然か、必然なのか、あまり知られてない情報かと。。。 五所川原から車で約2時間、龍飛岬に初めて降り立った瞬間、ものすごい強風に、思わず身体に力が入りました。ここは、一年中

        • 青森のシードル

          青森といえば、りんご。必然的にシードルが作られていることは想像できましたが、100銘柄も作られているとは、恐れ入りました…。 とはいうものの、作られた歴史は浅く、本格的に作り始めたのは1953年。 以来、大手酒類メーカーが製造、販売していたが、2006年から新たなクラフトシードルの製造、販売を目指し、弘前市が本場フランス・ノルマンディー地方のブーヴロン・アン・オージュ村とシードルの技術指導について提携を結ぶなど、これまでのシードルをさらにクオリティ、ブランドを高め、今では市

          清水森ナンバ

          津軽藩の初代藩主・津軽為信公が京都の伏見稲荷から持ち帰り広めたと言われ、弘前城の南下にある清水森地区に栽培したことからこの名が付きました。岩木川近くにあるこの土壌から育てられる清水森ナンバは、糖分およびビタミンA、Cの含有量が高く、栄養価が高いのが特徴。 栽培農家でもあり、行政書士の資格を持つ佐藤さんの畑にお邪魔しました。畑にある清水森ナンバを、佐藤さんは「甘味があるから食べてみて!」と言われ、「さすがに生は辛いだろう、、」と半信半疑でしたが、佐藤さんの屈託のない笑顔に、言

          あおもりカシス

          あおもりカシスは、青森の冷涼で寒暖差のある気候に適するであろうと、1965年(昭和40年)に研究者によってドイツから移植され、1975年(昭和50年)に青森市で栽培が始まりました。この当時からの品種は、一切の品種改良など人の手を加えず、現在に至るまで栽培が行われております。 一途な栽培の取り組みが、原種ならではのワイルドな風味、栄養成分を今に引き継いでおり、品種改良された輸入品や他品種と大きな違いとなっております。(あおもりカシスの会資料より引用) 国産のカシス栽培地は少な

          あおもりカシス