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アレルギー性鼻炎、喘息 (シラカバだけのはずが最近増えぎみです)

さて、今回も過去の「不健康リスト」からセレクトしていきます。

アレルギーは突然に

子供の頃からアレルギーなんて無縁で生きてきた私ですが、大人になって色々困っております。

ことの発端は、30歳くらいの頃。
子供を連れて家族で初めて行く公園で遊び帰宅しました。
夜になり、なぜか咳が止まらなくなりました。
風邪でもひいたのかと思いましたが、何日経過してもひどくなる一方。しゃべることもままならないくらい。
友人の結婚式もやむなく欠席、咳で眠れなくなり夜中は体育座りで仮眠する日々。

病院も転々とし、救急で咳止めの注射、内科でレントゲン、耳鼻科で気管支炎の治療をしてもまだ治らず、なにがなんだかわかりませんでした。
ある日、呼吸器科・アレルギー科を掲げた病院を見つけました。
当時まだアレルギーが世に浸透していない時代。
半信半疑でしたが、この行ったことのない科なら何かわかるかもしれない、と藁をもすがる気持ちで受診しました。

すると、開口一番に、
「アレルギーの咳ですね。今時期はシラカバがひどく飛んでいるのでおそらく花粉が原因でしょう」
と、いともあっさり判明。
今まで行った病院では一軒たりとも花粉のかの字も出てきませんでしたよ。

ひどい咳は粉末吸入タイプの薬で良くなると思いますよ、と処方されたものを吸ったら、ウソのように咳は止まりました。(今思えば喘息の吸入薬だったような気がします)
血液検査の結果もシラカバの数値だけ爆上がりでした。

当時無知だった私は、医師にこのアレルギーは治りますか?と質問したところ、
「シラカバのない本州に引っ越すか、精進料理のような粗食を何十年も続けたらもしかすると治るかも」と言われました。
花粉を吸わないように、うまく付き合っていくしかないですね、とのことでした。

シラカバ花粉アレルギーと付き合う

ここからは花粉を避ける、というか無駄に吸わない&あびない生活を送っています。
シラカバは北海道特有の樹木で、山の中だけでなく市街地にも、しかも大量に、どこかしことあります。
なので避けるのは至難の業。
私が初めてひどい目にあった公園は、あとで確認したところシラカバに囲まれた公園。
私は木の下で遊び、数時間たっぷり降り注ぐ花粉を吸ってしまったことが原因でした。目に見えないって怖いですね、ほんと。
あー、今考えると恐ろしい。。。

シラカバ花粉が飛ぶのは4月から5月。
この時期を花粉メガネとマスク、あとはなるべく外に出ないという戦法で乗り越えれば、なんとかやりすごせます。
あのひどい目にあった初回はなぜか鼻水も目のかゆみもなかった気がする(咳があまりにひどくて覚えてないのかも?)のですが、それからは油断すると鼻水も目のかゆみもひどいですね。

シラカバはハンノキという木の種属で、ひどい人だとハンノキにも反応するそうで、他人事に感じていましたが、近年の体質の変化でこれもちゃんと反応していて、シラカバよりも早い3月からダメージが始まります。
防備する期間が長くなってしまい、嫌な季節ですが毎年のことなのでもうあきらめるしかありません。

大好きな桃が食べれなくなった日

数年前のある日、白桃を頂き、おいしく食べました。
家族はなぜか好きではなく、遠慮なく1人で丸々1つ贅沢喰いです。
すると、食べ終わる頃になんだか喉がムズムズとかゆくなってきました。

最初は気のせいかな?くらいだったんですが、数分経つと喉の奥がかゆくてどうしようもないことに。
喉だけでなく、耳の中など喉周辺の粘膜がやられている感じがすごかったんです。
うがいをしてもダメ、綿棒でもダメ、手でかくこともできず、洗面所とリビングを行ったり来たりしていました。
幸い30分もせずに沈静化。
今思えば、完全に食べ終わってから、ってのが怖いなと思いましたけどね。笑

かゆい間に思い出したんです。
シラカバアレルギーはバラ科の果物に反応することがある、という話を。
バラ科の果物は、桃、りんご、いちご、さくらんぼ、キウイなど。
私の大好きな果物のオンパレードてす。
食べれなくなる日が来るのかもなー、なんて思いつつも、自分は大丈夫と思ってたので、結構ショックでしたねー。

耳鼻咽喉科を受診した際に申告してみたところ、

「もう食べないほうがいいですね。ひどいと気管が塞がるような腫れ方をすることもありますから(←アナフィラキシーですね)。缶詰や、加熱したら大丈夫という人もいますが、あまり信ぴょう性はないから食べないに越したことはない」
とのこと。

あの日に私の体の中で桃の許容範囲を超えたということでした。
食べれないとわかると、無性に食べたくなるんですよね。
何年も飲んだことないネクターが飲みたくなったり笑、桃を見ると凝視してしまったり。
ということは、いつか、いちごやりんごも同じように機が訪れるのかもしれない…。
食べれなくなる前にバカ喰いしたいところですが、それをすることによって一気に許容範囲を超えるのは自滅するようで悔しい。
なので、近年は適量を食べて様子を見て、食べ過ぎないように心がけています。

アレルギー体質がなぜか加速している50代

そんな感じで、すっかりシラカバアレルギーが板についてきた50歳あたりから、なんだか更に体質というかアレルギー的なことがひどくなってきている気がするんですよね。

● 農業のバイトをした際に大量の草などを処分したあと、湿疹と咳がひどくなり、結局人生初の「喘息」と診断される。(吸入があんなに効果があるなんて知らなかった!)

● インフルエンザのあとすぐにコロナに感染し咳が止まらなくなり、最終的に咳喘息に。(以前もらっていた吸入をまた処方してもらい改善した)

● 父の葬式で数日線香まみれ生活をした結果、喉の閉塞感がひどくなり、結局線香に反応して喘息へ。(これも前回の残りの吸入で一発解消。もはやちゃんと喘息)

● 今まで湿疹とは無縁で生きてきたのに、ちょっと汗をかくだけであせもや湿疹がでる。(夏は本当に困っています)

● ナイロンの含まれた衣類を身に着けるとかゆくなるため、綿のものを探す日々。(生活しにくい!)

一例ですが、ささいな不調が盛りだくさんです

年齢のせいなのか、更年期の一環なのか、なんだかさっぱりわかりません。
でもアレルギー体質であることには間違いないので、改善の方法を日々探っています。

アレルギーを克服したい、という願望


なんとか改善したいと日々模索していますが、やはり、これで一発解消!みたいな策はありませんね。
うまく付き合う、徐々に慣らす、みたいなことしかないんです。

なので、ちょっとでも改善するように、と、最近「麹」に目を付けました。
腸内環境が悪いとアレルギーに偏る、という説もありますし。
腸活も兼ねて効果などありましたら、そのうち報告出来たらいいなと思います。

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