女性の身体は働くのに向かない?

ホリエモンが女性の働き方改革に「低用量ピル」を使用することを提案したことに、彼はそこまで考えていたのか、と意外な気持ちになった。実は私も同じとこそは言えないが少なからず思っていたことだ。

女性って外で働くのに本当は向いていないのでは? と思ったりも。いや、正確にいうと男と同じように働くことはやはり無理があるのでは……ということ。もちろん職種にもよるから一概には言えないけど。

理由として、体力面。体力仕事でなくても、残業が続いたりしたら、先に倒れるのはおそらく女性のほうだ。また、ホルモンのバランスの乱れで精神的にも身体にもダメージが大きい。いわゆる更年期障害は、本当に切実な問題と思う。若いときはそんなこと気にも止めていなかったので「なんでこの人、日によって機嫌が変わるんだろう」と凄く疑問だった。もちろん、もともとの性格が気まぐれな人だったのかもしれないが、更年期障害も関係していたのではないかと思ってしまうのだ。

昔は更年期障害が出てくるような40代半ばまで、当たり前に社会に出てフルタイムで働くようなことはなかったのだと思う。本来、女性の身体は子供を産んで育てて、子供が大きくなったら閉経を迎える、という流れに沿って身体が作られているのだと。その自然に逆らうような感じで女性の社会進出が進んできたように思えてならない。であるなら、日本も欧米諸国のように積極的にピルを利用してするのが自然の流れであると思うのだ。

私自身はピルを服用した経験がない。でも、女性の自然な身体を操作してまで働く意味は……とたまに考えてしまうのだ。社会で働きたい女性はきっと山ほどいる。しかし、更年期障害の体調不良を理解してくれるほどまだ日本の社会は進んでいない。



















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