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ファンキーとキャッチー

好きになる音楽って似たりよったりしませんか。
なんとなく同じような曲から、いつもと違うタイプの曲だけどなんか好きになっちゃうんだよなぁといった音楽。
そういうのって規則性があるように感じませんか?

それに気づいたのはJackson5を聞いているとき。

「I Want You Back」が好きだけど、他にも探してみよ~と思ったときに、「ABC」や「シュガー・ダディ」、「The Love You Save」を聞いて、なんか似てる?と思ったことで"好きになる音楽"を意識をするようになった。

 

最近でいうと、Mrs. GREEN APPLEの「ダンスホール」でも感じた。

❝いつだって大丈夫 この世界はダンスホール❞という歌詞に引っかかりを覚えて聞いてみたら、聞くほどよいキャッチー・スルメ・ミュージックだった。なんかこういう曲好きだな~

 

何で知ったか忘れたけど、MKTOの「Classic」もイイ。

軽快なピアノがキャッチー!開放感があって耳に残る1曲。
歌詞のクラシックもイカした意味があるみたいで面白い。スキだな~。(classic=名作、最高クラスの・一流の、転じて君は最高!という意味。baby you're sickという歌詞もクラ'シック'にかけているみたいだけれど、sick=病む、転じて病みそうなくらいイカしてる、ベイビー君はまじでヤバい!といった意味みたい。
各年代のclassicな例えも面白くて好きな一曲。)

 

特に、星野源やレキシを好んで聞いていたときにハッキリしたのが、わたしはファンキーでキャッチーな曲が好きということ。あくまでファンキー、ファンクではなく、ファンキー。

多分、ファンクが好きなら、在日ファンクとかENDLICHERI、洋楽に走っている気がする。
もちろん好きだけれど、他の曲を聞いたりするので多分ファンクというジャンルにハマっているわけではなさそう。あくまでファンクっぽさがある感じ。
さらに耳や頭に残るフックの部分、キャッチーさも必要みたい。「あ・な・た・は・武士♪」みたいな。欲張りですねぇ

 
 

さて、ファンキー、もといファンク。
連呼してますが実は意味を知りません。

ググってみました。

ファンクとはR&Bとジャズを融合し、新たなダンス・スタイルにした音楽で、ソウルとディスコの架け橋となると、現代ヒップホップの基盤ともなった。

https://www.udiscovermusic.jp/stories/all-funked-up-and-how-we-got-that-way
『uDiscoveredmusic日本版』より

ふむふむ。それじゃあ昔聞いていたJ-HIPHOPは、すでにファンクの影響を受けた音楽であって、わたしはもともとファンキーな音楽が好きだった?!
と、まぁまぁな拡大解釈ではありますが、
なにか1本見えてきたような気がする。

 

たしかに、Earth, Wind & Fireの「September」も好きだしなぁ。

これは、好きな音楽を広げようと懐メロから探したときにヒットしたもの。
なんで自分にハマったかって、ファンクだからか。ふむふむ。
ちなみに親世代が聞いていた音楽だと知って驚愕。そんなに前だったか。

 

 映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』で好きになった音楽、RED BONEの「Come And Get Your Love」


マーク・ロンソンの「Uptown Funk」なんて、まんまファンクと言っている。

 

なんとなく自分が好きになる音楽の傾向がわかってきた。
ファンキーとキャッチー。
ファンキーでキャッチー。
それ以上のことは分からないけれど、傾向がわかるとなんだかちょっとした発見があったようで面白い。
 
そうか、リズミカルで踊りだしたくなるような曲が好きなんだろうな。

 

ということは、BTSに興味を持ったのは自然なことだったのか?

Shining through the city with a little funk and soul(ファンクとソウルでこの街を照らすから)と言っているとおり、ファンキーでダンサブル。Jackson5に近い気がする。サビのピアノや、ギターのカッティングがご陽気!

長年バンドサウンドが好きで、世の中が好きなものにはアレルギー反応を示していたマイノリティなのでDynamaiteが耳に入ってきたときは衝撃だった。
わたしの脳内では、なんだ?お前の好きなバンド形態じゃないぞ。でもこの頭に訴えかけるリズミカルなメロディ!楽しそうな音楽。気をつけろ、知らない世界だ、気をつけろ・・・とアラート発令。
既にももクロのおかげでアイドルに対するハードルは低くなっていたが、どう受け止めていいか分からなかった。音楽なんてどう受け止めるも何もないのに。

こうして好きな音楽を整理してみれば、自分が好きになる音楽に規則性というか傾向があるんだなぁとわかって安心した。

 

幸いにも、最近の世の中はダンサブルな音楽がウケているように感じる。
多分、TicTokやインスタなどショート動画で歌って踊れるコンテンツが増えたからだろう。短時間でフックとなるキャッチーさはもちろんのこと、踊れるグルーヴも必要。
 
メジャーシーンでウケている人たちについて言えば、
・星野源
・ミセスグリーンアップル
・東京事変
あたりがそれを体現しているんじゃないかなぁという肌感覚。
 
わたしが好きなバンドでキャッチーといえば
・ユニゾンスクエアーガーデン
だろうか・・・とにかく歌詞にも音にもフックが多い。手数が多い。
キャッチーでロックでポップ。

好きになるものはなにか引っかかりがあるはずなので、今回はそれについて考えてみました。今回は感情の吐露は抑えめなnoteでしたね。


というわけで、
次回はユニゾン・スクエア・ガーデンについて語りたいと思います!

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