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AIチャットボットは「面倒」をエモく効率化する

この埋め込みにある動画を再生してみてほしい。聞きたいことを入力すると、あらかじめ埋め込んである回答の中から適切な応答をするというものだ。

実はこれ、ノーコーディングでできるので、ITエンジニアなら誰にとっても難しいことではない。もちろん、全くの素人でも手間を惜しまなければ実現できるだろう。

特段、スキルがあるわけでもないサーバエンジニアの僕でも、30分くらいで作ってしまった。
僕はAIチャットボットの可能性をもっと訴えたい。だって楽しい!エモい!
みんなに良さみを知ってほしい。

AIチャットボットとは

従来のチャットボットは、「完全一致」で質問をしなければならなかった。
「料金はいくらですか?」という質問を想定して作りこんだ場合、一言一句その通りに聞いてもらわないと動作しない。
そのため、ドラクエの会話みたいに質問に答えて分岐させて回答する内容を絞り込む必要があった。

これが、現代の感覚だと相当めんどくさい。なぜなら、私たちはGoogleの検索で一発で答えが出ることに慣れている。
それを同じことをしようとすると、AIチャットボットを使うしかない。これを使ってやっと「キーワード検索」ができる。

よく言われるのが「AIチャットボットってフリートークができるんでしょ?」みたいなこと。
実はこれ相当難しい。残念ながら今の技術ではそこまでのものが用意できない。
2020年現在では「キーワード検索がようやくできる」ものがAIチャットボットなのだ。

AIチャットボットは何を解決する?

冒頭の埋め込みのものは、僕の会社のサービスのFAQをそのままチャットボットにしたものである。
WebサイトのFAQってみんな読むだろうか?
100項目以上もあると嫌にならないだろうか?

そういう面倒さを解決するのがAIチャットボットである。
フリーワードで引っかからないものは電話やメールで問い合わせをする。フリーワード検索で出てくるものは爆速で解決できる。

しかも、チャットってなんだか楽しい。

これがAzureを使えばほぼ無料で実装できる。しかも、既存のFAQページがあれば、そのURLを解読させることでそのまま無調整でbotができる。
素晴らしい。だから僕が調べながらやってもすぐに完成したというわけだ。

ひたすら楽しむ

何度も書いた気がするが気にしない。LINEdeveloperに登録すれば誰でも無料でLINEbotが作れる。ガッキーにドラマのセリフを覚えさせる遊びもすぐにできる。

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面倒な問い合わせは全部チャットボットにしよう

仕事だとLINEってのはあれかもしれないが、SlackやTeamsでbotを公開することは比較的簡単だ。(Slackは英語のインターフェースがつらいけど、Teamsは本当に簡単)
ちなみに、弊社のTeamsにゲリラ的にbotを公開しようとしたら、権限がなくて公開できませんでした。ぎゃふん。

「誰に聞いたらいいかわからない」「どこに書いてるのかわからない」という疑問はbotにまとめてしまおう。
そういう世の中になってくれ。まあ、結局メンテはめんどいんだけどな。

最後に、僕がもっとも成功した事例だと思うイーオくんを紹介しよう。ゴミの分別を完璧に教えてくれるイーオくん。愛とか夢とか捨てられないものをどうすればいいのかすら教えてくれるかわいいやつだ。
触ってみたら「エモい」と感じる理由もわかると思う。

https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/sumai-kurashi/gomi-recycle/

ちなみにbotの作り方はネットに無限に情報が散らかってるので適当にどうぞ。
いまならちょまぎょを作るのが楽しいと思う!

https://qiita.com/chomado/items/6bda10abde0551f25723#app-service-plan-%E3%82%92%E7%84%A1%E6%96%99%E5%B8%AF%E3%81%AB%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%8A%E3%81%8F


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