見出し画像

ロジカルシンキングなんてぶっ潰せ

研修とかビジネス書でおなじみのロジカルシンキングのアンチ記事です。僕は世の中でなんとなく認められてる王道だから、実際に役に立つかとは考えてません。
僕も研修受けました。演繹法とか帰納法とか、画数が多い専門用語でそれっぽいこと言われましたが、全く響きませんでした。

そもそも思考力が生きる上で必要なのは言うまでもないですが、研修だのビジネス書でそれが実になるかといえば大変懐疑的です。

そこで、ロジカルシンキングがなんでダメなのかを書いていきます。また本稿は、王道アンチが受け入れられるのかどうか、ビジネス書を作るにあたって可能性があるのかも個人的に探りたいという目的があります。
浅い内容を書いててもぬるく見守ってください。

主語がでかすぎる問題

そもそもロジカルシンキングっていいますけど、論理的に考えた方がいい場面とそうでない場面はあります。また、論理の軸をどこに設定するかの設計も必要です。

たとえば、社内で急病人が出てプロジェクトの進行が遅れた案件が出た場合。原理原則でいえば部外者は手出しできないし、組織として対応すべきです。みんなが勝手に思うままに動くと混乱しますし、責任も不明瞭になります。
しかし、僕だったらすぐに声をかけて仕事を巻き取るかもしれません。筋を通してから動くと手遅れになるかもしれませんし、多くの人を不安にさせると目に見えない悪影響が広がります。

僕はロジカルではない動きをよくします。仕事中にリモート勤務なのをいいことに寝ているのも論理的に考察するとダメ人間です。
ロジカルシンキングをどこでどう使うか、その定義を聞いたことないので、ちょっとイケてないなと思います。

課題解決はできるのか

よく研修でやるのは「課題解決」のシーンに使います。課題の原因を掘り下げて分析するのは確かに向いていそうです。

でも僕はそんなものより、課題は分析する暇があったら潰してしまえと思うスタイルです。課題が解決してしまえばすべての優先度は下がります。分析も楽になるでしょう。

そもそも課題があると顧客への説明やら何やらで大変なんだと思う人もいるでしょう。
そんなことにリソースを使うのは無駄なので、普段から理解を得るとか信頼を得ておくとか、そういう活動をしておくべきなのです。

課題分析に時間をかけてる間に新しい課題が来ると優先順位を見直しますよね。その時に後回しにできるものは、重要ではないです。むしろ、課題をすぐに解決できることを目指すべきです。

そもそも人は論理的か

人間って感情で動きます。大事に扱われれば力を発揮します。
細かく指示されてないと動かない人もいます。
マイクロマネジメントが苦手な人もいます。
でもみんな楽しく仕事したいって思ってます。

こういうのってやっぱり論理だけでは語れません。人間そのものが論理からほど遠い生き物です。相手を見て対応する必要があります。

意思決定者だってそうです。やりたいかやりたくないかで決めることは絶対にあります。だったら、やりたいと思ってもらうアクションが必要なシーンがあります。
もちろん、ロジカルシンキングで組み立てたアプローチがダメということはありません。そういうのが好きな人もいます。たぶん。

まとめ

理論的に説明をして感情を動かす、くらいがバランスのいいロジカルシンキングの使い方じゃないかと思います。

以上です。今回はこのタイトルでビューされるかの検証なので中身は薄いです。たとえばビジネス書なら王道であるロジカルシンキングを肯定した方が売れるはずなんです。でも、あいみょんみたいなセンスだと「君はロジカルシンキングなんかしない」みたいなものを書くかもしれない。そういう切り口の読み物に可能性があるのか知りたかったのです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?