ぼっち在宅介護　気持ちはふらんふらん

玄関の梅の枝、２週間くらいをかけて、咲きました。

はい。父、いろいろ難しい状況です。

体調も。気持ちも。
大きく珍しくブレています。

酸素の吸入を嫌がって外してしまったり、かと
思えば、はめたままでよく眠ったり…

腎臓機能を少しでものばしたいので、利尿剤を抑えながら使っています。

週末、浮腫が激しくツラいようなので、お薬を入れてましたが、前回同様、ガン‼️と効いてくれる状況ではなく…

「楽になったー」という感じには効いてくれないようでして…じわっじわっとしんどさがふりつもっているようです。

あまり良くなかった土曜日は、あたふたしました。父、感情の波がばっちゃんばっちゃん。

「酸素はもういらん」という気持ち…
「今はつけてやってもいい」という気持ち…
気持ちがふらんふらん…

様子をちょこちょこ見に行きますが…
目がギンギンにあいていて、酸素用のチューブを手に巻きつけて、外していました。

血中酸素濃度を測ると88%とかで…
「これはしんどいよー、はめとこうや」
と言っても聞かず…😑

「じゃ。もういいよ。オヤジのペースで行こう。外したかったら外していいけど、ぐるぐる巻きはチューブが壊れるからやめて。顔の横にポンと置いといて」

と、なんとなーく口周りに酸素濃度を高めにしといてもらうことにしたりしました。

でも、しばらくするとしんどいわけで…
「酸素つけてみよか？」というと、素直に従ってみたり…

めんどくせぇな！という感じ。

足や体が浮腫でパンパンなんで、揉んだりマッサージをしたりしますが…まぁ、かたい…
こちらも汗だくで、体を動かしたり…はぁ


また、浮腫、陰部もはれました。

訪看さんで気づいてもらったのですが、精巣（睾丸）が腫れてしまっていたんですけど…
背中側から見える付け根の方が、固く鬱血していて…とても血流が悪そうで…輪ゴムで縛っていたみたいになっていました。

「あああ、こんなになってしまうんですね。コレはツラい…」と言われました。

腎不全の終末期でも、いろいろな方がいらっしゃるようで、こんな感じは見たことがないとのことでした。

今、陰嚢が体外に出ていて腫れている
根元だけが、固く細く、
輪ゴムで縛ったみたいに鬱血していた

腎臓が悪く、体の代謝が悪いから…
体から水分が出ないため、水嚢みたいなものが身体中にできているイメージなんですけど…そのグニュグニュする水嚢は体のいろんな隙間に入ってくので、水圧に押されて血管とかが締め付けられて…で、余計に血流が悪くなって、酸素が巡らない…

そんなことが陰部や陰嚢でも起きてしまい、血の巡りが悪くなっているから鬱血している様です。紫色になってました。
看護師さんとツンツンして振動で血流を促し柔らかくしました。
（嫌だったろうけど…ヤバい紫だったので）

あと、痰吸引。
気管から少しでも水分を引きたいのですが…それも、やりたい時とやりたくない時があって、気持ちはふらんふらん。

なかなか厳しいです。

もうやめたい…
というのも本当の気持ち

いやいや、苦しい…やってくれ！
というのも本当の気持ち

最初は、苦しくないように、

⚫︎酸素を吸おう！
⚫︎吸引をしよう！

と頑張ってきましたけれど…
もう、争う気持ちもこちらもしんどいし。

父の実力か？というとそうともいいきれない父の気持ちもわかるので…

「好きにしていいよ」と好きにさせました。
したりしなかったり。
したりしなかったり。

付き合うのにつかれて、あーハイハイ的な。
外したところで、
父はすぐ心臓止まらない…楽ってなんだ？みたいな。禅問答な感じ。

「食事の時と看護師さんの時は酸素しようね」と改めて約束して。

食事をしてたら、そのまま眠って…
ちゃんと朝まで酸素吸ってたりしました。

決め事をしても、本当に最後に近づいてるとしたら、やっぱり、あーかなぁ、こーかなぁと迷い迷うのだろうなぁと。

ナチュラルなんが好きな父なんだから、自分のまんまで最後がいいなぁと思うんだろうなぁと。

父にしたら…あー！しんどい！

「もうこれは最後やなぁ！」と腹を決めて。
外して、苦しい…まだ、最後じゃないじゃん！という感じ。

リハビリの先生が
「咲きましたね。もうすぐ春ですね」
と言われました。
そう、なんとか冬、こえたんじゃね？

頑張ってないわけないし…☺️
サボってる部分もあるし…😉

『まー、これが非常にナチュラルなんではないか？父よ。』

そんな、ふらんふらんしている父に、ちょっと振り回されている娘です。

『父よ。もうすぐ春ですよー！』