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ぼっち在宅介護 何事もちょっと余裕をもって。熱中症、誤嚥対策。

オヤジが今朝発熱しました。
あまり、発熱しない人なので、ヘルパーさんが測り直しますが、37.5。

昨夜〜今朝まで22度まで気温が下がりましたから、寝冷えかなぁ…と思ったり。

昨夜、スイカを食べてくれたので、多排尿できたせいで、軽い脱水かなぁとか思ったり。


とは言え、感染でも困りますし、脱水ならなおのこと、余裕のあるうちに点滴をしてもらう方が、早い回復につながります。


訪問看護に連絡し、一年ぶりに点滴をお願いしました。

今回、一回こっきりの点滴に踏み切るには、私なりの理由があります。

今後、また自分で飲み食べしていくために、ダメージを最小限に抑え、早く元気になるため。

体が脱水してたとして、高齢者が口から水分補給するのには限界量があるから。

です。

その点、点滴は血管に直接水分が入るので、口から入れる量の5倍の効果があるそうでして…
200mlを入れれたら、1リットル分の作用があるそうです(そう聞いた記憶があるだけなんで、間違ってたらすいません🙇‍♀️)


さて、かちんかちんパリンパリンの細くなった父の血管、無事に点滴をできるでしょうか…
今日は、念の為、採血もすることになりました。

看護師さん、かなり緊張してきてくださいました😂


最悪は、
「入らなかったぁ…チャンチャン」
のつもりでお願いしました。

去年、血管のルートが取れなくなり、点滴離脱したんで、一年休ませたとは言え、血管が回復したか否か…はじめてチャレンジです。


3回目で無事にルートとれました。
血管を捉えるも、血がなぜか上がってきませんでした。やっぱり、血管の管が脆いようです。

でも、できたら上等!採血も無事に完了しました。

父はゆっくり温めて


父の点滴は、ゆっくり温めてします。
久しぶりで忘れていました。
電気あんかや電気毛布でルートの途中を温めて、点滴します。

常温のまま、高速点滴だと、体がびっくりして、お腹を壊してしまうのです。

『ゆっくり温め点滴』にしてから、本当に下痢がなくなりました。



あと、お願いしたのは、鼻からの吸引です。
喉の奥が粘いのか、飲み込みが下手くそになっていました。

この吸引が何度やってスッキリしても、じーさんが「イヤ!」というくらいしんどいらしいのです。

でも、頭の方から両手をつないで、顔を固定して…鼻から吸引お願いしましたー。


これが…今までになく取れて、びっくり!

「海苔のようなものが混じってる…」
「ちょっと誤嚥しているかも…」とのこと

となれば、しっかり吸引するしかない!

本人も覚悟しながらも「わーわー」言いながら、吸引しました。
取れました、取れました。

「よくこんだけ溜めて、酸素が吸えてましたね…96…すごいな」

と看護師さん。

ちょっとバケモンみたいです😆

吸引がおわると、点滴しながら、一本ゼリードリンクものみ欲しました…

やっぱりバケモンのようです。



でも、今日と言う、何も予定のない日に、苦手な医療行為がすんでいると、明日の通常訪看も慌てずにすみますし、安心して今日の午後を過ごせます。


ギリギリまで我慢しますと、やっぱり、点滴も入りにくくなりますし、本人の体の余力、気持ちの余力がなくなります。
針を使う、管を入れるなどは、いくらか冷静さがあってくれないと抵抗したり、難しい場合もあります。
そうなると、こちらの余裕もなくなります。


介護する者も
介護される者も
余裕を持って相談することで、
先生や看護師さんたちもスムーズに対応できたり、調整しやすかったりします。

で、重篤化するよりは、医療費も安く済みます。

そして、本人に体へのダメージが一番少なくて済みます。


結果的には、
血圧、体温、酸素、全て良好。
軽い熱中症だったと。

とは言え、吸引の量がすごくて普通ならもっとしんどいはずらしいです。
たまたまスッキリできて良かったです。


臨時、熱中症、誤嚥対策のご報告でしたー。


追記)

今日は、鉄の針です。
父が荒れたり、寝ぼけたりしたら、血管を破ってしまいかねません。
横につきっきりになります。
(今日は4時間かかりました。500ml通常は2時間前後だと思います。が、父は倍かけます。それが下痢を起こさない秘訣です。)

これがなかなか大変。本やスマホを持ち込んで、なんとか凌ぎますが…夢中になりすぎると危ういこともあるんです。

プラスチックの針は、安全で目を離すこともできます。
が、鉄の針の3倍くらいの太さがあるそうなんです。もちろん、痩せて硬くなった血管には入りにくいのです。今日も無理でした。

いやー、久々に体験して…
3年もよくやってたなー!と、自分の若さに関心します。今は、たまにしかできんわ!😂

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