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介護考。いろいろな考え方があると気づく

ちょっと長いです。
夫と義父の介護やスタッフさんのことを話していて気づいたことです。

ふと、夫と…
義父のこと
介護のこと
ケアマネさんとのやりとりなんか
を話していて…

ぁぁぁぁ〜!
って思ったりしたことがありました。

人それぞれ価値観がちがうし、優先順位も違うし、情報共有するネタとかレベルとかも違うし、信頼度とかもちがうのだ!

というのを改めて理解しました。


ウチは、子供がいないのもあるし、コロナ禍から二拠点別々生活が板についてしまったからか、とにかくよく喋りますし、会わない平日も情報共有しまくっていますので、しばらく喋ってない感じはないですが…でも気づきませんでした。


で、あらためて感じたことは…

仕事を持ってる夫と私の中の介護に携わる人への思いがやはりかなり違ってたみたいで。
さらに言えば、これまでキーパーソンになってくれていた夫家族とも、かなり優先順位がちがってたんだなぁ…ということです。


私は…
介護スタッフさんは、『チーム義父』の同じメンバーと考えていて、、、
話していく中で、Aさんには〇〇、Bさんには⬜︎⬜︎を☝️と決めちゃって、
相談したいこと、
任せたいこと、
一緒に悩んで欲しいこと
なんかをどんどん聞いちゃうし、時間が欲しい時は言葉を重ねて待ってもらうとか、今スタッフさんが私に何を求めてるかも逆に聞いたり、やりとりをガンガンします。

夫は、、、
仕事をする人ですから、日中の仕事中にチラホラ連絡が来ることがちょっとしんどくて、すぐにレスポンスができないことにも気をつかうし、たくさんラリーすることも向こうに対して申し訳なく思うようで、簡潔なメール、時間拘束を短くすることが、互いの仕事に置いてすごく有効だと思っていたようです。


で、たまたま、ある時、急ぎの家族ジャッジが必要となり、あちこち連絡してくださったケアマネさんが三番手くらいの私に電話をくださって。で、私が対応したことがありまして。
その回ことで、夫は、私が直担当の方がいいな!と思ったようで、実務的なことはこちらにふりました。



例えば、
今、義父は、小規模多機能居宅にいますが…
遠方ゆえ、介護度が低いゆえ、介護保険サービス外でお願いしないといけない場合があります。
近県であれば、ちょいと走ってやってあげたいことも、何県もまたぐとなるとそうそう飛んではいけませんで、保健外サービスというので同行をお願いしたりで無理を聞いていただきます。
もちろん、そこにはお金が発生するわけですから、必要以上に頭を下げるとか貢ぎ物がいるわけではありません。

夫が依頼しますと…あっさり簡潔なメールになってしまい、しかも、追加の問合せが出た時、連絡が取れなかったりしまして…
もしもがあったら…とちょっと不安になるようです。

私が依頼しますと…基本『なんかあったらいつでも連絡ください』というコメントをつけておくので、ほぼ連絡はないですが、いつでも連絡取れる安心感があるようです。


そのあたりを夫がやりとりしてく中で、
この度のケアマネさんとは、私の方が相性がいいという判断になったわけです。

どちらの方がスタッフさんの気持ちが乗るか問題です。


この度、役所などで本人が手続きをせねばならぬことがぼちぼち発覚しました。
できれば、本人の意識がはっきりし、字が書ける間に行った方がいい!ということがあり。
家族の委任状なんかも用意して、保険外サービスで手続き同行をお願いしました。

とてもとても暑い日だったので、義父ももちろんですが、スタッフさんが倒れては困るので、何ヶ所かある手続きを体調に合わせて、
「何日かに分けていただいても大丈夫です。父もですが、〇〇さんも水分不足に気をつけてください」とお伝えしました。

が、見事に、車椅子介助で、一日で義父の手続きを全て終えて来てくださいまして、私は感動したんです。

「やりました!〇〇さん🙌やり遂げてくれました!」と、うれしくて夫にメールしたんです。

それを受けて…
夫は、これまでキーパーソンだった家族の時の対応と、私の時の対応にギャップを感じたみたいで…



「ケアマネさんにしても、スタッフさんにしても、今はすごい信頼関係があって、『こっからは手が回らないのでお願いできますか?』とか『こういうことはできますか?』という会話ができていて、すごく助かっている。
前は…(家族が)1人で抱え込んでいたんだろう。信用してないつもりはないけれど、全部『自分が自分が』とジャッジして任せることをしなかったんじゃないか?って気がする。」
と言いだしました。


そう。(家族は)責任感の強い人だから、任せることができなくて、全部自分で抱え込む人ではありました。

だから、義父のことも
好きにさせることが義父のためになり、周りにも1番迷惑がかかりにくいことだと思っていたんじゃないかなぁ…と。

でも、それで義父は体調が悪化し、お金も散財。。。💧スタッフさんは、信頼されてない…という思いになった方もあったかもしれず。
たまたま、状況が難しい方に向かってしまったのかもしれません。相性もあったでしょう。


何が正しくて、何が好ましいかなんて、その時その時違うから、別にやり方はいろいろでいいのでしょうが。

ただ、責任感のちゃんとある人ほど、1人で頑張るし、理想もきちんと描けてしまうので…
結果がついてこないとしんどいのかもなぁ…と、夫と話してて思いました。

介護は…
自分とは別の人のお世話の事なんで…
1人で悩んでも正解は???
この人👈!とかって、ホンマのキーマンをいろいろ見つけて、ガンガン相談して、その方々の1番考えたい利用者家族に思ってもらうと…やっぱり3本の矢みたいな策が生まれてくる気が私はするんですよね。ズルいかもだけど😜

考えることを1人で抱え込むと…
しんどいですよね。
たまにはね、ガンガン相談して、手放しするのも大切かなぁと改めて思いました。

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