映画『恋とニュースのつくり方』(2010年)のザックリとしたあらすじと見どころ
映画『恋とニュースのつくり方』は、
低視聴率の朝の情報番組を担当することになった新人プロデューサーの、仕事と恋の奮闘を描いたラブコメです。カワイイったらありゃしないレイチェル・マクアダムスに、堅物のハリソン・フォードと余裕のダイアン・キートンがたっぷり楽しませてくれる1本です。
キャスト
・レイチェル・マクアダムス(ベッキー・フラー)
失業中のTVプロデューサー ローカル局で朝の情報番組のチーフプロデューサーに
・ハリソン・フォード(マイク・ポメロイ)
伝説の報道キャスター 超堅物
・ダイアン・キートン(コリーン・ペック)
朝の番組を長年担当している女性キャスター
・パトリック・ウィルソン(アダム・ベネット)
局の先輩プロデューサー ベッキーの恋人に
・ジェフ・ゴールドブラム(ジェリー・バーネス)
TV局の社長 視聴率回復を条件にベッキーを採用
映画『恋とニュースのつくり方』の見どころと感想
勤めていたTV局をクビになったベッキー。再就職したローカルTV局でも熱意満々で仕事に挑みます。
が、担当する「デイブレイク」は、視聴率が低迷する朝の情報番組。予算も少なくスタッフのやる気もありません。ベッキーは初回のミーティングで怠慢な男性キャスターにクビを言い渡し、番組改革に乗り出していきます。
ベッキーが新キャスターとして白羽の矢を立てたのは「伝説のキャスター」と言われるマイク・ポロメイ。直接出演交渉をしてきたベッキーを相手にしないマイクでしたが、実はその堅物さが仇となって仕事がない状況。しぶしぶ番組出演を引き受けるマイクは、長年番組に出演しているベテラン女性キャスター、コーリンとはソリも合わず、硬派なニュースしか読もうとしないわがまま三昧。
視聴率が回復しなければ番組は打ち切り。どうするベッキー!
評)「ラブコメあるある」をきちんと踏襲した映画
まぁ、こんな中年男(というか初老です)は扱いにくいでしょうな。もちろん単なるわがままではなく、彼なりの信念があるのですが。
いずれにせよベッキーは自分でマイクを引っ張ってきたわけですからなんとかしなければなりません。幸い女性キャスターのコーリンやロケに出る男性レポーターは柔軟で身体を張った仕事もやってくれるし、一緒に番組を作っていくシニア・プロデューサーのレニーは良き理解者となってくれます。
プライベートでは先輩イケメンPが恋人で、素敵なお住まいで半同棲。「そんなに仕事に没頭し過ぎるとあぶないヨ」と思っていたら予想どおり危なくなり、ついにわがまま初老がやらかして最大のピンチを迎え、ベッキーは別の道をー、
と思っていたら、事態は奇跡の(というか、お決まりの)V字回復を遂げるわけです。
こうした「ラブコメあるある」をきちんと踏襲しているので、安心してレイチェル・マクアダムスのかわいすぎる奮闘ぶりを楽しむことができます。
仕事を頑張りすぎてしまうみなさん、ちょっと息抜きにいかがですか。
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