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マガジン「映画まとめ、コラム」の紹介と初ロメールの【映画日記】

Wordpressからnoteへの引っ越し、順調に進んでおります。
ここで、このnoteのマガジンのひとつ「映画まとめ、コラム」について紹介させていただきます。

このマガジンでは好きな映画についてまとめたり語ったりしております。
現在30記事ある中からいくつかピックアップしてご紹介します。

1.映画を楽しむための地理と歴史

映画を見ていると「アレ?この国ってどういう国だっけ…」とか「え、ココと○○の位置関係って?」とか自分の知識の足りなさを思うことが多々あります。もっと歴史や地理、社会的背景をわかっていたらもっと映画を楽しめるのに……。
そんな思いからまとめた記事がこちらです。

◆「映画を楽しむための地理~アメリカ」
アメリカの地域別にみる映画の特徴を4地区(北東部、中西部、南部、西部)に分けた記事+番外編のロードムービーの計5記事にまとめています。

◆「ケネディ米大統領関連映画」

アメリカの歴史で欠かすことのできないジョン・F・ケネディ大統領。その関連映画をまとめました。

◆「ポーランド映画とドラマ」
ドイツとソ連の両国に侵略された歴史を持つポーランド。アンジェイ・ワイダ監督に代表する社会派映画と独特の暗さを放つフィクションドラマの背景をまとめました。

◆「ロシアの100年を知るためのおすすめ映画と本」
ロシアによるウクライナ侵攻がなぜ起きたのか。ロシアってどんな国?を映画と本によって考えてみました。

2.好きな監督、役者について

好きな監督(アキ・カウリスマキ、ノア・バームバックほか)や役者(サラ・ポールソン、ジェシー・アイゼンバーグほか)、原作者(ジョン・ル・カレほか)もっとたくさん作りたいと思いながら、の現状3記事です。

3.毎年挑戦!アカデミー賞予想

映画好きにとっては一種のお祭りです。見ていなくても予想は楽しい!結果は……。


ここからはいつもの映画日記です。
なんとなくウディ・アレンぽいんだろうなと思いながらも、ここまで観るこのなかったエリック・ロメール作品(若き日のゴダールが出演している短編映画『紹介、またはシャルロットとステーキ』は視聴)。

見ました。ハマりました。

見たのは『海辺のポーリーヌ』(1983年) 

「喜劇と格言劇」シリーズの第3作。詩人クレチアン・ド・トロワ(知らん、調べました)の「言葉多きものは災いの元」を自然光を多用した美しい映像で描く。この格言のとおり、自己陶酔気味に自分の恋愛観を語る3人の大人とそれを聞いている思春期のポーリーヌ。さらに2人の男女が加わりひと夏の恋愛ドラマが展開します。

ウディ・アレンのように監督自身を投影したであろう人物は見当たりません。いずれにも距離を置き、ほど良く痛い目を見る大人たちと、やがてそうなるであろうポーリーヌへの優しいんだか皮肉なんだかわからないロメールの視点が好きです。短尺なのもイイ。ほかの作品も見てみようと思います。


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