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「読む気」を喚起せよ! これから読む(予定の)本

2024年4月22日

最近買った(といっても中古の)本がいつものごとく積み上がってきた。

いかん。本は積むものではなく読むもの。なぜ買ったのかを思い出せるうちに思い出し、読む気を喚起したい。

つまり、ここから先はまだ読んでいない本の紹介です。

『たちどまって考える』ヤマザキマリ著

新型コロナウイルス感染が猛威をふるうさなかのエッセイ。

コロナ禍ではこうした本をいくつか読んだ。人との交流、接触を控えなければならない日常のなかで、著者は何を考えどう過ごしたか。TVやネットの情報に心がささくれ立ってしまう日々に平穏をもたらしたのは、こうした本だった。

本書もそんな1冊。イタリアに暮らす家族と離れて過ごす日々に漫画家(『テルマエ・ロマエ』の漫画家さんですね)として、一日本人として「たちどまって考えたこと」が綴られている(らしい)。

そうだな、あの頃たちどまって考えたよな、と思わず手に取ったこの本。で、動き出した今どうなんだろ? 動く方向、速度、これでいいのかなと不安に思う。

もう一度たちどまって、いや、たちどまった日々を思い出すために読む。


『片づけたい』 暮らしの文藝

洋服、本、映画のDVDほか、私は物を所有したいタイプ。昨今の「借りる」スタイルにはどうにもなじめない。なので片づけは宿命である。

この本は片づけのノウハウではなく、古今の書き手たち(谷崎潤一郎、夢野久作から阿川佐和子、ジェーン・スーまでと幅広い)の片づけにまつわるエッセイ32編。

たぶん片づけていない人もいる、はず。


『シネマ処方箋』 高橋祥友著

”精神科医がすすめる、こころにスーっと効く映画” とある。
こころに効く映画紹介のほか、病気や症状の解説、こころを癒す映画鑑賞法など手広い1冊。


『映画系女子がゆく!』 真魚八重子著

「この映画で、彼女はどうしてこんなことを思うのか。そして、なぜこんな行動をとるのか」を読み解く内容、らしい。

前出の精神科医の本と違って、映画を見ていないとわかりにくい内容なのかもしれないけれど、これから見る映画探しの参考にもしたい。


『名作なんかこわくない』 柚木麻子著

名著の読書ガイドです(ザックリすぎる…スイマセン)。

一時期克服したかに思えた名著と言われる文学作品たち。

これを読んでもう一度読む気を喚起したい。




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