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映画『マドンナのスーザンを探して』(1985年)のザックリとしたあらすじと見どころ

映画タイトル:マドンナのスーザンを探して
原題:Desperately Seeking Susan
製作年:1985年 アメリカ
監督:スーザン・シーデルマン

映画『マドンナのスーザンを探して』は、

平凡な主婦の好奇心が高じて巻き込まれるサスペンスコメディです。マドンナほかの音楽とファッション、ポップカルチャーが見どころの ”ザ・80年代映画” です。

キャスト

・ロザンナ・アークエット(ロバータ・グラス)
平凡な主婦 28歳

・マドンナ(スーザン)
新聞広告で探されている女性

・エイダン・クイン(デス)
ロバータを保護する男性

・マーク・ブラム(ゲイリー・グラス)
ロバータの夫

映画『マドンナのスーザンを探して』の見どころと感想

夫との生活に張り合いを失った主婦のロバータ。ある日、新聞に掲載されている個人広告の「スーザン、どうしても君に会いたい」という熱烈なラブコールに心を奪われます 。

スーザンはどんな女性なのか。どんな恋愛をしているのか。

ロバータは広告の待ち合わせ場所に現れたスザンナにますます惹かれるようになります。

が、このスーザンはあることで追われている身。ロバータはスーザンが来ていたジャケットを古着屋で手に入れ、得意気に来ていたことからスーザンを間違われー。

評)見どころはマドンナじゃなかった?! 記憶の修正と新たな発見に満ちた80年代映画

公開当時以来、数十年ぶりの再見です。

とにかくマドンナがカッコイイ!という印象しかなく、映画自体は正直、どうでもいい話だったと記憶していたのですが、思いのほかよくできていると思い改めました。

スマホはもちろんネットも携帯電話もない時代。互いの顔を知るすべすらない時代だからこそのすれ違いが、サスペンス的な、そして恋愛的な見どころを作っています。

当時のマドンナはホントにカッコ良かった。ロバータの生真面目な夫を挑発するように踊るクラブのシーンは主題歌「Into thr Groove」のPV(この映画のシーンで構成されています)で何度見たことか。

で、ホントに意外だったのはマドンナの楽曲はこれ1曲しか使われていないこと。「Holiday」とか「Borderline」とかマドンナの初期の名曲がめっちゃ使われている、と完全に思い違いしていました。さらにマドンナの出番は少ないっ!だってずっと探されているのですからね。

主演はロザンナ・アークエット。映画の中でマドンナが「50㎏?私と同じね」というシーンがあるのですが、ダンスで鍛えたマドンナと華奢なアークエットが同じとは思えず、当時はマドンナに間違われるはずないやん!と。

が、イイですね。ロザンナ・アークエット、めちゃくちゃキュート。

映画『マドンナのスーザンを探して』 記憶の修正と新たな発見にぜひ。もちろん未見の方もこれぞ80年代!という世界をお楽しみください。

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