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現役でありながら浪人した話。

 突然だが、皆さんは浪人若しくは留年したことがあるだろうか?
私は2004年11月生まれで現在大学2年生であり、年齢だけで見てしまえばストレート進学ではある。
しかし、既に人生を浪人しているのである。今回はなぜこうなってしまったのかをご紹介したい。まぁ読んでる人達に参考になるかは知らない。嘲笑の対象にでもしてくれ。


名門校を退学


2017年4月。私は愛知県蒲郡市にある海陽中等教育学校に入学した。

海陽学園。Wikipediaより。

この学校は全寮制の男子校である。JR東海、中部電力などの有力企業やトヨタ自動車などの日本有数の大企業が中心となり設立され2006年に開校された。初代理事長はトヨタ自動車の豊田章一郎氏、2代目理事長は東海旅客鉄道の故葛西敬之氏。

まぁ学校の説明はこれくらいにしておくが、私はこの学校を2年次で退学した。理由は伏せる。

まだ義務教育を終えていないため致し方なく3年次から地元コウリッチューに転入したのだが、クラスに馴染めるわけもない。大体コウリッチューなんて小学生の頃からコミュニティが形成されているのだ。そんな中に私のような落伍者が入り込めるわけがない。

そうしてほとんど中学校に行かずに義務教育を終えてしまった。
一応高校受験はした。1年間宅浪ニート的な状態ではあったが、特に勉強することなく偏差値60程度の「地元では」進学校扱いされる高校に入学した。


高卒認定試験と二度目の退学


2020年。高校1年生。皆さんもご存知のコロナによる一斉休校。この年は100日も学校に行かなかったんじゃないかな?

その休校期間で私は高卒認定試験(大検)というものを知った。
高卒認定資格は全日制高校の在校生でも受験可能だ。私はその年の秋に受験した。



当然受かった。


ということは大学、学部によっては受験資格があるのだ。(例えば千葉大学文学部)


しかし、2年半の猶予ができたとも捉えることができる。
まず何をしたか。高校を退学した。


私はこの2年半、たまにアルバイトをしながらなにもしなかった。

ちょうど都知事選の時期が重なっていたので政見放送を見たりしていた。外山恒一氏を知ったのもこの時期だ。




時間というものは残酷だ。2年半は一瞬で過ぎ去った。

大学受験


2022年。18歳。大学受験をしなくては。

人の脳というものは残念なことに衰える。
 高一の頃に買った教科書を見てもさっぱり分からない。モヘンジョダロ?チェバの定理?メネラウスの定理?なんだそれは。

逆浦島太郎みたいな気分になった私はとりあえず得意科目であった地理だけで受けれる大学がないか探した。

あった。帝京大学。

当然名前しか知らない。ラグビー?あぁ、五郎丸の…

受けた。受かった。




そのまま慣性で入学。1年次をフル単で終え、今に至る。




ではまた。

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