見出し画像

コンフィデンスマンJP・ダー子ちゃんは究極のソリューション営業なのではないか?

おはようございます、おいとま(@not_barikyari)です。

だいっすきなドラマ、コンフィデンスマンJPがついに公開になったので公開初日に早速みてきました!
いろいろあったけど、、無事に公開されてよかった。

本作におけるダー子の名言

「何が真実か嘘かなんて関係ない、私たちは何にでもなれる」

今回は、もうこの一言に尽きる。



普段、何者でもない自分に対して悲しくなることが多いのですが、何者でもないのではなく何にでもなれるだけと言い切るダー子ちゃんの言葉にはっとさせられます。

「私は詐欺師。どこまでいっても偽物」

ダー子ちゃんは、何者でもないことを誰よりも楽しめていて、ちょっとうらやましくさえある。

ダー子ちゃんは究極のソリューション営業

ダー子ちゃんは天才コンフィデンスマン(信用詐欺師)。


騙す相手を徹底的に深く知り、なんなら本人も気づいていないような潜在的なニーズに働きかけるような罠を貼り、釣り上げる。
本当に不思議なのが、騙された本人がどこか幸せそうなところ。
ダー子ちゃんのやっていることはもちろん詐欺ですが、ある意味究極の課題解決・ソリューション営業のような気がしてしまいます。

第2話リゾート王編の桜田しず子(吉瀬美智子)は確かに悪事を働く人でしたが、看板にあぐらをかいた旧態依然の日本旅館に対して「このままでは外資系に乗っ取られてしまう」という本人なりの危機感が行き過ぎた結果だったので、騙されたあとはゲストハウスの運営をはじめて結局世界中にゲストハウスを展開して成功。細かい過程を省くと、本人が自分のWILLを思い出して成功する機会を5億で売っただけになっていますw

第6話古代遺跡編も、最後「この山、俺が買ってやるよ。やってみないとわからないだろ」と言って、考古学への情熱を取り戻す斑井満(内村光良)も、偽物の遺跡を発掘し続けているのにめちゃめちゃ幸せそう。
「考古学の本当の喜びは、探し求める行為そのもの、幻を求めて一心不乱に熱狂する日々。斑井さんは、遺跡があるから山を買ったのではなく、熱狂する日々、幸せな生き方を買った」と。もはや幸せな生き方を得るためのソリューションを3億で売っただけになっていますw

第9話スポーツ編も、桂公彦(小池徹平)に対して「3年契約するか、2.5億を返してもらってずっとスポーツを恨み続けるか」と選択肢を提示していて、本当はスポーツ大好きなのにスポーツを恨み続けている桂さんにスポーツを好きになるチャンスを7.5億で売っただけになっていますw


ダー子ちゃんの営業プロセス

顧客のことを徹底的に理解し、顧客を成功に導きながら、その対価としてお金を得る。

もちろん詐欺はダメなんですけど、これだけ見ればトップ営業マンですねw

なぜこんなにダー子ちゃんに惹かれるかというと、深い顧客理解に基づいて、見ている人をスカッとさせる大胆な手法(詐欺w)を用い、顧客を成功に導いてるところに惹かれるんじゃないかと思っています。


ということで、プリンセス編の話は公開から間もないのであまりしなかったですが、もう一回ぐらい見にいったら追記しようと思います。

最後まで読んでいただいた方、ありがとうございました!
コンフィデンスマンJP大好きです!

いただいたサポートで豆苗を買って2回ぐらい再生栽培します!