ポートレート撮影会で嫌な思いをしないために予約前にしておくべきこと

１年以上前からポートレート撮影会に月に１、２回参加しています。ほとんどのモデルさんとは楽しく撮影させていただき、了解をもらってtwitterにuploadし、わずかでも　いいね　が付くと写真の良さを認めてもらったと思い喜んでいます。
ここでいうポートレート撮影会は、カメラマンとモデルさんとのマッチングをして、スタジオなどで、モデルさん、カメラマンの１対１人という形で撮影をする、個撮といわれるかたちの撮影会です。
※いまではXという名前に変更されていますが、説明にそぐわない感じがするのでtwitterで統一します。

こうした撮影会においてカメラマンの方ができるだけ　嫌な思いをしないための対策をご紹介します。

撮影して公開するまで下記のような手順をふみます。

１．何週間か先の日程、時間で撮影したいモデルさんを指定して予約
　　　※人気のモデルさんは予約するのが大変です。予約開始から30秒ほど
　　　　で、すべての枠が埋まってしまいます。パソコンの操作を超はやく
　　　　しないと予約できません。たいていは予約できません。
２．予約当日、モデルさんと撮影
３．撮影データの現像、レタッチ
４．完成したデータをネットの写真データ保管サイトに登録してURLを作成
５．上記、URLをモデルさんのtwitterアカウントにdm（ダイレクトメール）
　　で送信
６．モデルさんが写真をみて、問題なければ、公開OKですとカメラマンに
　　送信
７・OKでたら、写真をtwitterにupload

これまで楽しく撮影させていただき、twitter公開をしてきました。

が、ここへきて、何人かのモデルさんで問題が発生。ケース１とケース２は別のモデルさんです。

ケース１
上記手順の５でモデルさんにURLを送ろうとしたら、モデルさんのtwitterアカウントのdm設定がオープンになっていず、dmを送れない。
この画面の封筒マークをクリックすると

モデルさんのtwitterアカウント画面（特定できる部分は消してあります）

プレミアム推奨画面

このユーザーにメッセージを送信するにはXプレミアムが必要ですという推奨画面が表示されます。この連絡のためにサブスク契約するのも、もったいないです。しょうがないので、運営さん（撮影会では、こういう言い方をするようですが事務局の方のことです）に電話して、そのモデルさんから、当方をフォローしてもらうように依頼しました。
※twitterで相互フォローとなった場合はdmを送ることができます。
運営さんは、「連絡しておきます」という答えでしたね。必ずdm送れるようにしますとは、言わなかった。そういうモデルさんなんでしょう。
結局、フォローしてもらえず、撮って編集した写真はお蔵入り。

ケース２
この方のtwitter画面には封筒マークすらなかったのを撮影当日より前に確認していたので、下記を依頼。
撮影当日、モデルさんに直接、こちらから写真データURLを連絡するために、当方を　フォロー　してくださいね、と２回話しておきました。
フォローしてくれたのは、３日後。
やっとdmが送れるようになったので、撮影データ保管URLを送信
しかし、そのデータを見たモデルさんが、お顔の肌のレタッチを追加してくださいとNG連絡
高解像度でtwitterにuploadしても顔の面積が大きくない場合はtwitterにuploadするとぼけてしまうので細かいレタッチをしていなかったのは確かです。
で、お肌のレタッチをした修正版の保管サイトURLを送信。
何日たっても返信がないので、再度、dm送信し、写真の確認を依頼。
その後、このモデルさんからのdmは一切なし。結局、編集した写真データはお蔵入り。
※このモデルさんは、毎週のように撮影予約が満枠で多くのカメラマンの方に撮影してもらっているはずなのに、このモデルさんがリポストするのは、４～５人の限られたカメラマンさんだけになっています。

ちょっと特異なモデルさんにあたってしまったのでしょうか。撮影時にモデルさんに対して優しく丁寧なことばでコミュニケーションとっていたのは言うまでもありません。
利用規約では、写真データの公開について、運営またはモデルさんの了解をえられたもののみ可能となっているため、了解もらえないと公開できないわけです。

ポートレート撮影会を利用しようとしている方へ（あるいは利用されている方へ）

ほとんどのモデルさんは楽しく撮影させてもらえるし、撮影データの公開確認についてもdm送れば、すぐにOKの返信をいただけます（なかには、これはダメという写真が送られてくることはあります）。ただ、なかには上記のような方もいるので注意されたし、ということになります。
撮影予約する前に、撮影予約したいモデルさんのtwitterアカウントを確認し封筒マークをクリックしてすぐにdm送れる画面に遷移すれば安全だと思います。

＜撮影予約を入れる前に確認しておくべきこと＞

撮影予約前に下記の確認をしてください。

１．そのモデルさんのtwitterアカウントで封筒マークをクリックするとサ　ブスク利用推奨画面がでる
２．そのモデルさんのtwitterアカウントで封筒マークがない

上記に該当するモデルさんは注意が必要です。
傾向として
こういうモデルさんの投稿への　いいね　の数をチェックしてみると人気（いつも満枠予約）なのに、いいね　の数が少ない(10～20程度)
こういうモデルさんがリポストしている写真のカメラマンさんが、特定の方々になっている

こういうモデルさんを撮影したとき、写真の掲載確認の段階で嫌な思いをするかもしれません。
できれば、こうしたモデルさんの予約はやめたほうがいいかもしれません。
どうしても予約したければ、それもOKですが、撮影後に嫌な思いをする可能性があります。
もちろん、自分は撮影中の会話も面白いし、イケメンだ、とおもわれている方はこうしたモデルさんでも、まったく問題ないかもしれません。

そういえば、もう一人。
ずっと以前に撮影させてもらったモデルさんですが、撮影時に、どうしてだか、終始つまらなそうな表情で、最後まで笑顔はありませんでした。なので、公開確認のためにおくった写真データは20枚ほどでした。通常は60～100枚は、いいと思える写真があるものですけど。こちらとしては終始撮影の場を盛り上げようと笑顔で楽しい会話を試みていましたが、遠く及ばず。
そして、dmで公開確認をしましたが、返信なく、３回もdm送りましたが、ついに返信もらえませんでした。この場合も写真データはお蔵入り。

ポートレート撮影会はモデル一人、１時間で１万円前後と当方にとってかなりの金額を投資しているため、公開OKもらえないと、やるせない気持ちになります。

ケース１の方もケース２の方も、そのモデルさんのtwitter投稿にリポストする方はかなり限定的です。つまり、そのモデルさんの写真は４～５人のカメラマンさんの投稿だけが表示されている状況です。
よっぽど気が合うカメラマンなのか、撮影時の話しが面白いとか、イケメンなのかもしれませんね。
ということは、かなり多くのカメラマンが私と同じような思いをしている可能性があります。
自分がポートレート撮影会での撮影を始めたとき、対応していただいたモデルさんたちが優しい方々でよかった。今回のようなモデルさんにあたっていたら、とっくにやめていたかもしれません。

こんな状況になったのは、たんに私がおじさんで、イケメンじゃないからなのですかね（笑）。