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マンションの「貯金」問題:高すぎる増額で住民が困っている!


1. 修繕積立金って何?

マンションって、時が経つと色々な部分が古くなってくるんです。
外壁が剥がれてきたり、柱が弱ってきたり。
それを修理するための「貯金」みたいなものが「修繕積立金」です。
国土交通省は、この修繕積立金の増額が過ぎないように、ある種のルールを作ろうとしているんです。

2. 問題発生!増額が過ぎる!

実は、多くのマンションでこの修繕積立金の増額が大きすぎて、住民同士で意見がまとまらないトラブルが起きているんです。
例えば、2001年にできたマンションでは、最初の計画から見て、積立金がなんと5.3倍もの金額になる計画を立てたんですよ。
でも、その増額に対して住民から強い反対が出て、計画は中止。
結果、修繕工事はお金が足りずに延期されてしまったんです。

3. 古いマンションでの問題点

特に古いマンションでは、管理費や修繕積立金の未払いが多いんです。
1969年以前に建てられたマンションで、42.9%ものマンションでお金が払われていないケースがあるんですよ。
これだと、必要な修繕ができなくなってしまうリスクが高まるんです。

4. なぜ増額問題が起こるのか?

実は、積立金の徴収方法に問題があるんです。
2つの方法があって、「均等積立」と「段階増額積立」。
均等積立は名前の通り、毎月同じ額を徴収する方法。
一方、段階増額積立は、徐々に徴収額を増やしていく方法なんです。
新しいマンションでは、建設会社が安く売るために、段階増額積立を選ぶことが多いんです。
でも、これが原因で、大規模な修繕が滞ってしまうリスクが上がっているんです。

5. それって大丈夫?マンションの老朽化とは?

建物が古くなると、外壁の剥落や鉄筋の腐食などの問題が出てくるんです。これが進むと、住むのが怖くなったり、周りの安全も保てなくなるんですよ。
そして、2042年末には、40年以上の古いマンションが約445万戸もあると予想されているんです!


というわけで、マンションの「貯金」問題。国土交通省も対策を考えていますが、住んでいる人たちもしっかりと情報をキャッチして、自分たちのマンションが安全に住める場所であるかを確認する必要があるんです。Nosyも今後、この問題について追っていきたいと思います!

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