デジタルユーロがやってくる! - 高校生でもわかるECBの新しいプロジェクト
1.いったい、何が起きているの?
みんな、大ニュースが飛び込んできたよ!
欧州中央銀行(ECB)が、なんと「デジタルユーロ」を作る準備を始めるって宣言したの!
このプロジェクトには2年間かけて、いろいろ試行錯誤を重ねながら、完璧に近づけていくんだって。
でも、みんながデジタルユーロを使えるのは、実はもう少し先の2028年ごろになるかもしれないんだ。
2.デジタル通貨って何?
「デジタル通貨」とは、普段私たちが使っている紙のお金や硬貨の、インターネット上の形態のこと。
つまり、物理的には触れないけど、スマホやコンピューターを通じて支払いができる超便利なお金だよ。
これが「CBDC」っていう、中央銀行が発行するオフィシャルなデジタル通貨。
民間が作るデジタル通貨とは違って、もっと安全性が高いんだ(異論は認める)。
3.デジタルユーロのメリットは?
デジタルユーロのいいところは、例えば、お店が限られていないこと。
ユーロ圏内なら、広くどこでも使えるの。
さらに、企業がつぶれたとしても、デジタルユーロ自体の価値は変わらないから、安心して持っていられるんだ。
4.じゃあ、どうやって使うの?
今のところ、ECBはスマホのアプリや専用のカードを使って、ネットがなくてもお金と同じように扱えるように計画しているんだ。
最初はオンラインでの支払いや友達同士の送金に使えるようになるけど、その後、実店舗でも使えるようになるんだって。
5.なぜ今、デジタルユーロなの?
ここ最近、アメリカの大きなIT企業が金融の世界に進出してきて、独自のデジタル通貨を作ろうとしているのを見て、ECBも行動を起こしたんだ。
これによって、重要な決済のシステムを、こうした企業に頼らなくてもいいようになるの。
つまり、我々のお金の安全を守るための一歩なんだね。
6.世界はどう動いているの?
世界中で、こうした「公式のデジタル通貨」の準備が進んでいて、いくつかの国ではすでに使い始めているところもあるんだ。
そして、ユーロって、実は世界で2番目によく使われている通貨なんだよ。
だから、ユーロがデジタル化されると、もっとたくさんの人が使うようになるかもしれないね。
7.これからの課題は?
でも、待って、簡単にはいかない課題があるの。
EUというのは、たくさんの国々が集まっているから、その全ての国で同じルール作りが必要なんだ。
それに、お金のデジタル化には、プライバシー保護や犯罪対策といった大切な問題が絡んでくるの。
だから、これからが本当の勝負!どうなるか、見守っていこうね!
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