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「エッセイストのように生きる」 (読了)

 松浦弥太郎さんの新著。僕は普段文章を書いているので、手に取るには少々照れくさいタイトルでしたが、拝読して本当に良かったです。
 具体的に書き始めるとかなり長くなるので多くは触れません。しかし、日々様々なことで疲弊されてる方やエッセイを書いてみようとと思っている方にはヒント満載の一冊だと思いました。
 僕は月に一作旅のストーリーを約17年書き続けています。ストーリーとはいっていますが、実際はエッセイだと思います。
 書き始めて7, 8年経ったところで、旅行作家の下川裕治さんと出会いました。「僕も旅の話を書いています」と伝えると毎月読んでいただけるようになりました。
 2018年に講談社現代新書から出版された「おとなの青春旅行」にロンドンを訪れた際の話を2話寄稿する機会をいただきました。
 旅のストーリーを書く際に1話3,000字にしています。本文のみで3,000字です。そうしているのは下川さんにアドバイスをいただいたからです。以来ずっと「1話・3,000字」を守っています。
 僕がストーリーを書く際の準備から公開のプロセスは、概ね本書で述べられている松浦さんの手法と同じでした。特に準備段階は。 
 書くことでも普段の生活でも、「何だかとっ散らかってきたな」というときは、この本を手に取るようにしようと思います。


 

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