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「ジジイの文房具」(読了)

 …ネタバレご容赦。先週木曜日に購入した楽しみにしていたこの本を週末の土曜日ほぼ1日で読了。
 ほのぼのした中にも著者である沢野ひとしさんの鋭い観察眼が垣間見えました。
 そこで流石と思ったり、なるほどと思ったり、背筋が伸びたり。歴史もよく調べていらして感心。
 社会に出てからほぼ手にしなくなった愛用のシャーペンをゴソゴソと取り出して手元に。
 ガラスペンを手紙や今でもよく書く絵葉書を書くために1本買ってみようかと思ったり。分度器の話にホロリときたり。
 ほぼ毎日使っていて買ってから20年経ったペリカンのスーベーレンをメンテナンスに出そうか真剣に検討し始めました。
 沢野さんのファンはもちろん文房具好きもきっと楽しめる一冊。文具マニアの独り言集ではなく、読み応えのあるエッセイでした。このシリーズをコンプリートしそうです。

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